中国韓国などビジネストラック継続へ　その理由と菅首相の思惑

投稿日：2021-01-07

今回の緊急事態宣言と併せて、ビジネストラックを中止するのでは、という報道がありましたが、結局継続です。
なぜそう変わったのか中国韓国などビジネストラック継続へ　その理由と菅首相の思惑について、報道をまとめました。

中国韓国などビジネストラック継続へ　

ビジネス関係者の入国、一転継続　「首相に強い思い」
1/7(木) 19:05配信

　中韓を含む11カ国・地域からビジネス関係者などの入国を受け入れている仕組みについて、政府は一転、継続することを決めた。緊急事態宣言の期間中も、外国人の新規入国は止めないことになる。

中国韓国などビジネストラック継続へ　その理由と菅首相の思惑

今回の決定の背景には、経済を重視する菅義偉首相の意向があるとされています。

ここまでの経緯ですが、新型コロナの変異ウイルス拡大を受け、政府は昨年12月28日、全世界を対象にした入国緩和策を停止しました。
一方で中韓やベトナムなど11カ国・地域から一定の条件下で、短期の出張者や技能実習生、留学生らを受け入れる仕組みは維持しております。

その後、緊急事態宣言の発出が固まったことから、内閣官房と関係省庁は1月4日、例外扱いしてきた11カ国・地域も含め、外国人の新規入国を全面的に止める方向で検討に入っていました。
変異ウイルスが確認されたかどうかに関わらず、緊急事態宣言の期間中は11カ国・地域からの入国を停止する――との方針でした。

菅首相の思惑について

　ところが政府・与党関係者によると、5日に首相のもとで検討した結果、「変異ウイルスの市中感染が確認された国・地域ごとに停止」との対応に転じたという。これは、昨年末、緊急事態宣言を前提とせずに決まっていた方針に逆戻りした形だった。
自民党関係者によると、首相官邸の幹部は理解を示していたが、首相の継続意思が固かった、首相は入国継続に強い思いがある、とのことです。

これまでも与野党の双方から即時停止を求める声が出ており、今後が注目されます。

出典　https://news.yahoo.co.jp/articles/501b2bfc617ed297a6e79c6d6a411d210c18410d