2月も新型コロナ対策が政治の大きな課題で、緊急事態宣言も延長中です。
水際対策、入国制限についてはどうなっているでしょうか?
日本上陸入国拒否対象外国人最新情報2021年 英国からの変異株感染拡大をまとめました。
日本上陸入国拒否対象外国人の最新情報
新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について
令和3年2月5日
1 上陸拒否
出入国管理及び難民認定法(入管法)第5条第1項14号に基づき、日本上陸前14日以内に以下の国・地域に滞在歴がある外国人は、当分の間、「特段の事情」がない限り、上陸を拒否することとしています。
その中に、英国も含まれています。
水際対策 検疫の強化 最新情報
英国は上陸拒否対象国です。
さらに、変異株の流行国として以下の制限があります。
2)変異株流行国及び変異ウイルスの感染者が確認された国・地域からの入国者に対する検疫の強化
ア 変異株流行国・地域
すべての日本人帰国者及び再入国外国人に対して、出国前72時間以内に実施したCOVID-19に関する検査による「陰性」であることの検査証明の提出に加え、当分の間、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る。)での3日間の待機が要請されています。
その上で、入国後3日目において改めて検査を行い、陰性と判定された方は、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国時から14日間が経過するまでの間、引き続き、自宅等での待機が求められます。
1月14日より、保健所等から位置情報の提示を求められた場合、これに応ずることを誓約していただきます。入国時にこちらの誓約書に誓約いただきます。
英国報道記者、コロナ変異株の感染拡大させる
ロイター記者、待機期間のパーティー参加でコロナ変異株が感染拡大
イギリスで発見され、日本でも市中感染が拡大している、新型コロナウイルスの変異株。ロイター社の東京支局に勤務する外国人記者が、イギリスから帰国後2週間の健康観察(自宅待機)の要請に応じず、パーティーに参加していたことが分かりました。
厚労省によれば、この記者はコロナに感染し、パーティー参加者に変異株の感染が確認されています。
ロイター記者のA氏は昨年の12月中旬に休暇をとって、イギリスへ一時帰国。日本へ12月22日に戻り、空港でPCR検査を受けたところ、結果は陰性でした。しかしながら、コロナの潜伏期間は最大で14日程度とみられており、判定ミスや後から発症する場合があります。
その事態に備えて、日本政府は入国日の翌日から起算して2週間の健康観察(自宅待機)と健康状態の報告を要請しております。
しかしながら、この英国人の記者は12月25日に港区内のパブで友人ら9人とのパーティーに参加するという辞退となりました。
その後で、パーティーに参加していた友人の男性と、参加していなかったA氏の婚約者が年末から年始にかけて発症。正式な検査を受けたところ、3人とも陽性が確定しました。
A氏の濃厚接触者である2人は、変異株によるコロナ感染だったことが判明しました。
ただし、A氏からは変異株が検出されませんでした。
「最初に感染が分かった男性(パーティー参加者の友人男性)の感染経路をたどったところ、イギリスから入国した男性(A氏)が見つかりました。この男性は発症から時間が経過していたため、再度検体を取りましたが、調べられるウイルスの量が少なく変異株を検出できませんでした。
状況証拠から、この男性から2人に感染したと推定しています」
ロイター記者への取材
A氏にメールで取材を申し込むと、こう回答があった。
――12月25日にパブに行った?
「はい、確かに1時間ほどいました。(帰国時に)陰性だったので、安全だと考えてしまった。2週間の自宅待機期間を破ったことは間違いでした。日本のガイドラインを破って外出したのはあのパブに行った一度きりです」
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このロイター記者の要請を無視した行為によって、パーティー参加者にウイルス感染が複数でました。
https://bunshun.jp/articles/-/43357
まとめ
日本上陸入国拒否対象外国人最新情報2021年 英国からの変異株感染拡大について、まとめました。
海外在住者の羽田空港から日本入国後体調確認に関する情報 メールLINE電話
スウェーデン在住日本人最新情報2021年2月4日 日本からの入国禁止について