12月8日、日本ハムファイタイーズの大谷翔平選手がポスティングシステムで、メジャーリーグのエンゼルスに移籍入団を決定し、入団会見を行いました。
来年の彼の活躍には目が離せないですね。
そこで、大谷翔平選手のこれまでの軌跡について、甲子園での成績、プロの成績と基本情報、年俸の推移などをまとめました。
大谷翔平の甲子園の成績は
大谷選手は、花巻東高校1年生の時にはすでに147km/hを投げて、3年生の時には時速160km/hを記録する、アマチュア時代からの超大物選手でした。また、通算ホームラン数も50本を超えています。
大谷翔平選手は、二年生の夏の大会と、三年生の春の大会に甲子園に出場しました。
2011年の第93回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)では、骨端線損傷により右翼手として先発出場を果たします。
この試合の4回途中から登板し、田中将大選手に並ぶ、甲子園での高校2年生最速タイ記録(当時)となる150km/hを記録しました。その後は打者に専念して試合に出場しました
高校3年春の2012年第84回選抜高等学校野球大会では、初戦の大阪桐蔭高校戦は、11四死球で9失点と大敗しました。
この年の夏は、地方大会の決勝で敗れ去ったので、甲子園の記録はありません。この予選の準決勝・一関学院高校戦でアマチュア野球史上初の最速160km/hを記録しております。
大谷翔平のプロ野球の成績は?
2013年から、5年間、日本プロ野球、パシフィックリーグの日本ハムファイターズでプレーしました。
彼の希望は、投手、打者とどちらでもプレーすることで、日本ハムはその希望を受け入れて、彼を投手、打者(指名打者、もしくは外野手)として起用しました。
そして、投手として大成したのが2015年です。この年、彼は開幕投手を務め、勝利投手になりました。その後も順調に勝ち星を重ね、22試合を先発で登板、160.2回を投げ、15勝5敗、防御率2.24、勝率.750で最多勝利、最優秀防御率、最高勝率の投手三冠に輝いきました。2014年から2016年にかけて3年連続で10勝を記録しておりますが、2017年は足首の故障の影響もあり、3勝で終わっております。2016年の日本シリーズでの登板では165 km/h の日本球界最速を記録しています。
5シーズン通算成績は、85試合登板、82試合先発、投球回数543、42勝15敗1ホールド、完投13、完封7、勝率.737でした。
年度別の詳細はこちらです。
年 投球回数 勝利 敗北 防御率
2013 61.2回 3勝0敗 4.32
2014 155.1回 11勝4敗 2.61
2015 160.2回 15勝5敗 2.24
2016 140.0回 10勝4敗 1.86
2017 25.1回 3勝2敗 3.20
打者としては、2016年がキャリアハイ、104試合出場、382打席、323打数、104安打、二塁打18、三塁打1、本塁打22、打点67、得点65、打率.322と素晴らしい成績を上げ、チームも広島東洋カープを破り日本一に輝き、本人も指名打者と投手の2つのポジションでベストナインに選ばれました。
5シーズン通算成績は、403試合出場、1170打席、1035打数、296安打、二塁打70、三塁打4、本塁打48、打点166、得点150、打率.286です。
年度別の詳細はこちらです。
年 打数 安打 打点 ホームラン 打率
2013 189打数 45安打 20打点 3本 .238
2014 212打数 58安打 31打点 10本 .274
2015 109打数 22安打 17打点 5本 .202
2016 323打数 104安打 67打点 22本 .322
2017 202打数 67安打 31打点 8本 .332
大谷翔平の身長体重などの基本情報
大谷翔平選手の基本情報は以下の通りです。
出身地 岩手県奥州市
生年月日 1994年7月5日 現在23歳
身長は193cm、体重97kgです。
選手情報は
右投げ左打ち ポジションは 投手、外野手、指名打者です。
2012年のドラフトで、日本ハムファイターズから1位指名を受けて入団しました。
大谷翔平の年俸は?
大谷翔平の年俸は以下の通りです
2013 契約金1億円+出来高払い5000万円、年俸1500万円(推定)
2014 3000万円(推定)
2015 1億円(推定)高卒3年目選手で1億円は松坂投手以来
2016 2億円(推定)
2017 2億7,000万円 (推定)
2017年の年俸は活躍に見合ってないと言われていますが、シーズン後のポスティングでのメジャー挑戦を直訴してのこの額でのチームとの合意との話です。
まとめ
大谷翔平選手は、アマチュア時代から豪速球で鳴らした大物投手で、ホームランも50本以上記録していました。、ドラフト1位で日本ハムファイターズに入団。5年間を投手、外野手、指名打者として出場して、投手としては最多勝、最優秀防御率、最高勝率を受賞、打者としては3割、100安打、ホームラン20本以上を記録しております。来年はメジャーリーグでの活躍が期待されています。
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