飯山あかり(飯山陽)氏は、東京大学教授の池内恵氏から提起された名誉毀損訴訟(令和6年ワ第20088号)で、2025年に一審で敗訴(一部または全面的に名誉毀損が認定され、約110万円規模の損害賠償支払いが確定した可能性が高い)したと複数の情報源で報じられています。この裁判は、飯山氏のYouTube動画(2023年秋から冬にかけての複数本)での発言が対象で、飯山氏本人が2024年に裁判費用カンパを募って徹底抗戦を宣言していたものです。
しかし、飯山氏のYouTubeチャンネル「飯山あかりちゃんねる」やX(旧Twitter)アカウント(@IiyamaAkari)では、この敗訴判決について一切触れていないようです。一方、同時期に進行していた百田尚樹氏(日本保守党代表)からの別の名誉毀損訴訟(ゴーストライター疑惑関連)では、2025年12月22日の東京地裁判決で全面勝訴(百田氏の請求棄却)したことを即日ライブ配信で大々的に報告・喜びを表現しています。
触れていない主な理由として推測されるのは以下の点です:
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- イメージ管理と視聴者への影響: 敗訴は自身の過去の発言が裁判所で「虚偽」「事実に反する」と認定された可能性が高く、言論の自由や正義を主張する飯山氏のスタンスにダメージを与えるため、意図的にスルーしていると見られます。特に、カンパを募った裁判で負けた場合、支援者からの収支報告要求や不信を招きやすい。
- 選択的な発信戦略: 勝訴(百田氏関連)は即座に勝利宣言として配信し、支持者を鼓舞する一方、敗訴は沈黙することで話題の拡散を避けている。ネット上では「ダブルスタンダード」と批判されており、カンパ金の使途不透明問題も絡んで炎上しています。
- 控訴の可能性: 一審判決のため上訴可能ですが、現時点で公に触れていないのは、控訴を検討中または諦めている可能性もあります。
これは飯山氏の最近の配信傾向(日本保守党批判を中心にポジティブな内容を強調)からも一致します。詳細な判決内容や最新状況は裁判記録を確認する必要がありますが、公開情報では敗訴を積極的に言及していないのが事実です。
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