女子フィギュアスケートでロシア選手が「出てない」わけではなく、ロシアは国として出場禁止ですが、**個人中立選手(AIN)としてアデリア・ペトロシャン(Adeliia Petrosian、18歳)**が女子シングルに出場しています(SPで72.89点の高得点をマークし、メダル圏内)。つまり、「ロシア勢がいない」状態ではなく、大幅に制限された形でロシアのトップ選手が1人だけ参戦している状況です。価値が下がるか? → 部分的に下がるが、完全に下がったとは言えない
- 下がる側面(価値低下の意見が多い理由):
- 北京2022五輪ではロシア女子が金・銀を独占(ワリエワ、シェルバコワ、トルソワのクワド時代)。過去10年近く、ロシア女子は4回転ジャンプの技術革命をリードし、世界最高峰の難度を独占していました。
- 今回、AINとして出場できるのはペトロシャン1人だけ(他のロシア女子は資格審査で弾かれたり、予選通過できず)。フルパワーの「ロシア軍団」(通常3〜4人)が揃わないため、クワド合戦の激しさや技術レベルの頂点が欠けていると感じる人は多いです。
- ロシア国内大会(ロシア選手権)は依然として世界最強レベルですが、五輪ではその層の厚さが反映されず、「停滞感」や「物足りなさ」を指摘する声があります。特に4回転を安定して跳べる選手が少ない今大会は、ジャンプの難度争いが北京ほど激しくない。
- 下がらない・むしろ上がる側面(価値維持・向上の視点):
- ペトロシャン自身が超強力。練習で4回転トーループを着氷、五輪SPでもクリーンな演技で72.89点(上位争い)。フリーでトリプルアクセルや4回転を決めたら、金メダル候補筆頭です。彼女1人でも「ロシアの脅威」は健在。
- ロシア排除で多様性が増した。日本(中井亜美の3A、坂本花織、千葉百音)、アメリカ(アンバー・グレン、アリサ・リューなど)、韓国・ベルギー勢が台頭。表現力・芸術性・安定感の勝負にシフトし、全体のレベルバランスが良くなったとの評価もあります。
- 五輪の「価値」はメダルの重みやドラマ性。中井亜美の五輪初3A成功のような歴史的瞬間が生まれ、日本勢の表彰台争いが白熱。ロシアフル参戦時より「予測不能でおもしろい」大会になっている側面も強いです。
結論:技術的な頂点(クワドの数・密度)の価値は確実に下がっているが、競技全体の魅力・公平性・多国籍のドラマという意味では、価値が下がったとは一概に言えない。むしろ「新しい時代」の五輪として、ファン層を広げる可能性もあります。フリーでペトロシャンがどこまで跳ぶか、日本勢がどう対抗するか——それが今大会の最大の見どころですね! vs AINの直接対決、楽しみです
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