共同通信社がこの2月10日11日に最新の世論調査結果を発表しました。
1月から始まった国会での質疑応答や、最近の国際情勢と政府の仕事を国民がどう評価しているのか、気になるところですね。
そこで、この世論結果について、安倍内閣支持率と次期自民総裁にふさわしいと思われる政治家、そして政党支持率についてまとめました。
共同通信の最新世論調査2018年2月について
共同通信社が2018年2月10日11日両日、全国電話世論調査を実施しました。ここでは、その結果をまとめました。
最新世論調査2018年2月の内閣支持率について
最新世論調査2018年2月での安倍晋三内閣の支持率は50・8%でした。この結果は、本年1月の前回調査から1・1ポイント増となっていました。一方、不支持率は36・9%でした。
長期政権の内閣としては異例の高い支持率と言えるでしょう。
共同通信の最新世論調査2018年2月の次期自民総裁について
共同通信の最新世論調査2018年2月で、次期総裁にふさわしい人との質問の結果、トップは安倍晋三首相の29・2%でした。
これは内閣の高い支持率と合わせ、安倍首相の人気が続いていることがわかります。
ネットでは安倍政治にNO、とか、早くやめろ!とかいう書き込みも目立ちますが、それらの声は、実は少数意見ということもはっきりわかります。ネットで目立つことと現実の支持率は全く関係ない、ということもよくわかります。
そして、2位以下は石破茂元幹事長21・3%、小泉進次郎筆頭副幹事長19・5%、岸田文雄政調会長5・6%、河野太郎外相5・5%、野田聖子総務相3・3%と続いております。
この中で注目はまだ若い小泉進次郎氏の高い支持率ですね。さらに、河野太郎外相は、その積極的な外交姿勢と発言が最近高い評価を得ていることがうかがわれます。
共同通信の最新世論調査2018年2月の政党支持率について
共同通信の最新世論調査2018年2月での政党支持率は自民党が前回比2・8ポイント増の41・2%と、他の政党を大きく引き離す支持を得ております。
これは、安倍内閣の政策や外交への評価と並行して与党としての自民党の存在感がますます増していると言えるでしょう。
そして、続く立憲民主党は1・8ポイント減の10・9%です。
これは、国会の枝野氏の質疑などが相変わらず評価されていないということをこのポイントの下落も如実に示しております。
それ以外の党の支持率はまさに、泡沫の党と言っていいくらいの低調な支持率であり、上記2党以外は5%にも満たない党が並んでおります。
希望の党は2・0%、公明党4・0%、民進党0・9%、共産党2・7%、日本維新の会2・9%、自由党0・7%、社民党0・7%という結果です。
現実的に自民党の支持率は圧倒的であり、さらに、若い層の支持率が自民党と安倍首相が高い、という傾向もはっきりとしております。
それらの情報はこちらです。
年代別自民党支率と若者の保守化についての毎日新聞の記事への考察
なお、「支持する政党はない」とした無党派層は33・4%でした。
まとめ
2月10日11日に共同通信が実施した最新の世論調査の結果について、内閣支持率と次期自民総裁にふさわしい政治家、そして政党支持率についてまとめました。
内閣の相変わらずの高い支持率、安倍首相の高い支持率、そして自民党の支持率の増加という結果となりました。
これは、野党の国会対策が失敗している、という国民の判断がこの結果にも表れていると言っていいでしょう。