安倍内閣支持率はマスコミでは低い数字がいつも報道されていますが、ネットでの調査では全く違う結果となっていることはよく知られています。
では、経済好調の現在、株式市場関係者の間での支持率はどうでしょうか?
また、次期首相は誰が求められているでしょうか?
それらをまとめました。
安倍内閣支持率を株式市場関係者で調査
株式市場関係者、安倍内閣支持率7割超す、QUICK月次調査<株式>
出典 https://www.quick.co.jp/5/article/14356
すなわち、7割以上の国内株式市場関係者が安倍政権の経済政策に満足しており、彼を支持している、という結果が出ました。
安倍内閣の高い支持の理由は?
この非常に高い支持率の理由を記事はこうまとめています。
今回の調査では安倍内閣の先行きや株式市場にとって望ましい次の首相などにについて聞いた。安倍内閣を支持するか、との質問では「積極的に支持する」が28%、「どちらかといえば支持する」が46%と「支持する」との意見が7割以上を占めた。支持すると回答したある証券会社は「ポスト安倍候補は、総じて財政再建重視で緊縮的な財政運営を行うとみられ、総裁交代は景気や株価を下押しする懸念がある」と指摘する。
高い支持率を集めた背景には、安倍首相の退陣に伴いアベノミクスの終焉を嫌気した海外投資家の日本株売り、日銀の出口戦略や緊縮財政への警戒感から日本株相場が低迷するといったリスク回避の意向が浮かび上がった。市場関係者からは「ポスト安倍」の候補が見当たらないといった声もあり、消去法的に支持する向きが増えた面もあったようだ。
ポスト安倍・時期首相は誰が望ましい?
今後の政権に関しても以下のようにまとめられていました。
安倍内閣の先行きを聞いたところ、「(9月の)自民党総裁選で三選される」が65%と最も多かった。仮に総裁選までに安倍首相が退陣した場合の株式相場への影響を聞いたところ、「しばらく調整局面に入る」が49%と約半数を占めたものの、「一時的な調整があるが、上昇傾向を取り戻す」が34%と見方が分かれた。
株式相場にとって次の首相は誰が望ましいか質問したところ、「安倍晋三(続投)」との声が64%と最も多かった。
これらの理由は、現在までの彼の経済政策とその結果が株式市場関係者から高く評価されていることによるでしょう。
景気だけで判断する市場で生きる人たちのこれらの声がもっと広がって欲しいものです。
まとめ
安倍内閣支持率を株式市場関係者で調査すると非常に高い支持率となりました。その高い支持の理由、そして、ポスト安倍・次期首相についてまとめました。
<関連リンク>
NHK世論調査2018年5月の安倍内閣と政党支持率で野党惨敗。調査方法について