5月6日のアメフト定期戦、日大関学大の試合で、プレー後のQB選手への背後からのタックルという重大なラフプレーが発生しました。
その選手はその後も反則を犯し退場となり、連盟により対外試合出場禁止になりました。その後、12日、関学大が日大に謝罪を正式に要求するという事態となりました。内田正人監督の指示による意図的なラフプレーなのかどうかが議論されてきました。
そして、TBSとハドルマガジンが取材で監督の指導であると明らかにしました。
アメフト日大内田正人監督はラフプレータックルを指示したのか?TBSの報道
今回のありえない反則プレーに関して、多くの関係者日大内田正人監督がラフプレーを指示したのかどうかということを注目しております。
JNNの取材実際の証言、元プレーヤーの推測、相手チームのコーチによる疑問、の3点から、コーチの指示が疑われている、というニュースがTBSの報道でされました。
アメフト日大内田正人監督はラフプレータックルを指示したのか?ハドルマガジンの報道
ネットのアメフト専門誌、ハドルマガジンも指導者の指示としております。
出典 https://huddlemagazine.jp/roughplay_180515/
日大プレーは監督とコーチの指示であると、かなり詳しい内容で、アメフトの専門誌ということもあり、厳しい口調で指導者を非難しております。
その後の経過は以下の通りです。
立件は見送られております。
日本大アメリカンフットボール部の悪質なタックル問題で、警視庁は内田正人前監督(63)=懲戒解雇=と井上奨(つとむ)元コーチ=同=について、けがをさせる意図でタックルを指示した事実は認められなかったと結論づけた。捜査関係者が明らかにした。井上元コーチが言ったとされる「相手がけがをすれば得だ」という言葉も確認できなかった。同庁は近く、東京地検立川支部に2人の捜査書類を送付する。地検は2人の立件を見送るとみられる。
https://mainichi.jp/articles/20181114/k00/00m/050/097000c?inb=ys
日大は内田正人監督のラフプレータックル指示を否定
日大広報のコメントは以下の通りです。
日大広報「(チームからの指示は)ありません」
一方、日大の広報担当者は14日の取材に対し、「当然ですけれども、監督やコーチがああいったプレーを指示した事実はありませんし、それはありえません」と断言。その上で、該当の選手が故意に悪質なタックルをした事実もないとして、
「あくまでプレーは瞬間的なものですので、こちらとしては、今回の件は偶発的なアクシデントだったと認識しております」
と話した。
これは、結局全否定ということになり、この断言された内容に関してもネットでは疑問の声が噴出しております。そして、上のTBSとハドルマガジンの記事との乖離が甚だしいです。もし、後で内田監督やコーチが認めたら、大学はどうするつもりなんでしょうか?
そして、あのQBへのタックルが偶発的なアクシデントと判断する人は誰もいません。
今回の件で、去年の優勝、そして日大の栄光の歴史、それら全てを失う瀬戸際に来ていることを、彼らは理解しているのでしょうか?
この状況を打開するためには、内田監督自身がメディアに説明、また、当該選手も何らかの情報を発する必要に迫られております。
まとめ
5月6日のアメフト定期戦、日大関学大の試合で発生したプレー後のQB選手への背後からのタックルという重大なラフプレーへの内田正人監督への指示の有無が取りざたされています。大学広報は全否定しました。
11月、立件は見送られました。
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