5月6日のアメフト定期戦、日大関学大の試合で、プレー後のQB選手への背後からのタックルという重大なラフプレーが発生しました。彼のプレーは指導されたものであったという疑惑があり、その後の試合予定に影響が出る事態となっております。そして、内田正人監督の動向と日大の広報の発表についてまとめました。
アメフト日大ラフプレー問題で法大東大立教大との試合中止へ
日大が予定していた20日の法大、6月9日の東大、10日の立大とのオープン戦3試合が中止されました。
から抜粋
アメリカンフットボールでラフプレーによる処分を受けた日大が、相次いで対戦を拒否された。関東学生連盟が14日、日大が予定していた20日の法大、6月9日の東大、10日の立大とのオープン戦3試合を中止すると発表した。
6日の関学大戦で日大DLが3度のラフプレーで退場となり、連盟は10日に同選手の対外試合出場禁止、内田監督ら指導陣へ厳重注意の暫定的な処分を下した。関学大も12日に会見を開いて、日大にチームの見解と謝罪を求め、16日を回答期限とした抗議文を10日付で送付している。
3校は日大の正式な説明がない状況に、安全を優先して中止を申し入れた。関東大学1部TOP8で秋のリーグ戦で対戦予定の法大と立大、BIG8の東大も中止を申し入れた。法大は長年優勝争いを演じ、一時中断していた対戦を復活させる予定だった。
法大は16年に、東大も昨年に体制が代わり、改革を打ち出して、友好的に活動している。両校は特にチーム方針として安全を第一に打ち出すだけに今回のラフプレーを重大視した。昨年就任した東大の森ヘッドコーチ(HC)は「連盟処分は暫定で、正式見解も出されていない。十分な安全性が担保されていると思えない中で試合はできない」と中止申し入れの理由を説明した。
森HCは最初の反則には「30年以上指導をしてきて初めて。経験者でも極めてまれと分かる」と危険性を感じていた。
日大は連盟の暫定処分を受けてHPへ謝罪文を掲載したが、関学大戦後にも関大、名城大と2試合こなして快勝した。コーチと選手が関学大へ出向いての謝罪の意思を伝えたが、関学大からはまず回答をと断られた。12日の関大戦から内田監督は姿を見せず、対応がないままに問題視する声が拡大する一方となっている。
これは、相手チームの選手と家族の立場になって考えてみたら、妥当な判断とも言えるでしょう。
アメフト日大内田正人監督の動向
今回のありえない反則プレーに関して、多くの関係者日大内田正人監督がラフプレーを指示したではないか、という疑念と抱いております。
一方、日大広報はそれを全否定しました。
この日大広報によって断言された内容に関してもネットでは疑問の声が噴出しております。選手一人の責任に押しつけて組織は防衛するというふうに捉えている人もいます。
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そして内田正人監督自身は、12日の試合にも姿を見せてないばかりか、その後現在に至るまで声明も謝罪もありません。
日大も内田監督も他の指導者も、現在の事態を甘くみすぎており、対応も後手後手となっております。
このような状況では、日大と試合を組むチームは不安を抱えてということになります。まずは、内田監督自身がメディアに説明、また、当該選手も何らかの情報を発する必要に迫られております。
また、日大の今年1年の対外試合の禁止などを求める強い声もネットで見られます。
まとめ
5月6日のアメフト定期戦、日大関学大の試合で発生したプレー後のQB選手への背後からのタックルという重大なラフプレーへの内田正人監督への指示の有無が取りざたされています。そして、予定されていた3試合が中止となりました。
日大、関学大、連盟、そしてスポーツ庁の今後の動きに注目が集まります。
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