春のアメフトのシーズン、社会人も学生も開始されております。
5月6日の日本大学と関西学院大学の試合で、非常に危険なラフプレーが発生、その選手はその後も反則、暴力行為が重なり、退場となりました。
その後、ネットでそのプレーのビデオが出回り、アメフト関係者とファンから大きな反響がありました。
そして10日に教会から処分が発表されました。
その経緯を追っていきます、
アメフト日大関学大定期戦でのラフプレーについて
試合開始9分に、クオーターバックへの不正な背後からのタックルがされました。
これは明らかに通常では考えられないプレーです。
この日大91番の選手は不必要なラフプレーの反則をさらに繰り返し、最後には相手を殴って、資格没収=退場とな李ました。
試合後のインタビューで、日大の内田監督が
「力がないから、厳しくプレシャーをかけている。待ちでなく、攻めて戦わないと。選手も必死。あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている私の責任」
と、自分で指示をしたかとも取れる発言をしたことで、ネットでは非難の声が多くあがりました。
アメフト日大関学大定期戦でのラフプレーについてのネットでの意見
まず、Xリーガーの栗原選手が、自身のツイッターでコメントを発表しました。
もう色々さー、ちゃんとしようぜ。
この子の勝手な暴走なのか、チームの指示なのか。このインタビューだけ見ると色々心配になる。
危険なラフプレーと激しいプレーは全く違うぞ。https://t.co/c6AyAbmmgi— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2018年5月7日
これはこのまま流されるべき問題ではないですからね。協会としても今までは何もしてこなかったと思いますがこれを機に動いてほしいです。
そもそもこんな状態なのも事実なのでもっと現役の選手達が意見を持って発信していくべきだとも感じてます。 https://t.co/CbW5BONvy8— Takashi Kurihara 栗原嵩 (@TeeKeyy) 2018年5月7日
フェイスブックでも、Xリーグのコーチがこのプレーとその背景を非難の文章をアップしていました。
選手は反則とわかっていてやっている、これはそういう指示があったのではないか、という疑問を関係者は持っています。
そして、この選手は大学代表にも選ばれた優秀な選手ということもこの問題を難しくしています。
ネット、フェイスブックでは、ファンを中心に、非常に強い意見が出ておりました。
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アメフト日大関学大定期戦でのラフプレーについての処分と日大の発表
度を越したラフプレーの日大選手、対外試合出場禁止に/アメフット
関東学生アメリカンフットボール連盟は10日、東京都内で6日に行われた日大と関学大の定期戦で日大の選手が度を越したラフプレーをしたとして、追加的な処分内容が決まるまで当該選手の対外試合の出場を禁止すると発表した。日大の指導者を厳重注意とした。
公式規則の「(無防備な選手への)ひどいパーソナルファウル」に該当すると判断し、9日に開いた理事会で決定した。今後は規律委員会を設置し、詳細な調査を行った上で最終的な対応を決めるという。
日大は昨年12月の全日本大学選手権決勝、甲子園ボウルで関学大を下し、27年ぶりに優勝を果たした。
http://www.sanspo.com/sports/news/20180510/spo18051016230003-n1.html
本学選手による試合中の重大な反則行為について
5月6日に行われた本学と関西学院大学の定期戦において,本学選手による反則行為により大きな混乱を招き,関西学院大学の選手・関係者の皆さま,関東学生アメリカンフットボール連盟,また国内外のアメリカンフットボールファンの方々に多大な御迷惑と御心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
今回の事態を厳重に受け止め,今後はこのようなことがないよう,これまで以上に学生と真摯に向き合い指導を徹底してまいります。このたびのこと,重ねてお詫び申し上げます。
日本大学アメリカンフットボール部
http://nu-phoenix.com/topics/6785/
今回の処分に関しては、ネットでは、監督への処分が甘いのではないか、という意見、逆に、選手だけでいいのではないか、という意見も見られました。
どちらにしろ、内田監督にはもう一度詳細を明らかにしてほしいという意見が強く出ております。
まとめ
5月6日の日大と関西学院大学の定期戦で、非常に危険な反則行為が行われ、当該選手と監督が 関東学生アメリカンフットボール連盟から処分を受けました。
この処分の遅さも、ネットでの避難への遅ればせながらの対応という感じがあり、後味の悪い一件となりました。
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