2017年の学生アメフトの話題は、まさに日大フェニックスが独占しました。
関東大学1部リーグでの優勝、そして、甲子園ボウルでの勝利で27年ぶりに日本一に!
そこで、アメフト日大優勝に関して今期の結果、内田監督と林大希選手にスポットを当ててみました。
アメフト日大優勝の2017の結果について
2017年のアメリカンフットボールの関東大学1部リーグTOP8は、今期は11月12日の試合で日大が慶大を24―3で下し、最終節の法政大学戦を待たずに3年ぶり35回目のリーグ優勝を決めました。最終戦では法政に敗北して、関東大学1部リーグでの結果は6勝1敗。
リーグ戦結果は以下の通りです。
9/3(日) 14:00 アミノバイタルフィールド 中央大学
日大 20
1Q:0-6
2Q:14-3
3Q:0-8
4Q:6-0
中央大 17
9/16(土) 14:00 アミノバイタルフィールド 立教大学
日大 42
1Q:7-0
2Q:14-0
3Q:7-0
4Q:14-7
立教大 7
10/1(日) 10:45 富士通スタジアム川崎 明治大学
日大 45
1Q:14-0
2Q:3-0
3Q:14-0
4Q:14-7
明治大 7
10/14(土) 16:30 アミノバイタルフィールド 日本体育大学
日大 45
1Q:7-3
2Q:10-7
3Q:7-3
4Q:21-6
日体大 19
10/29(日) 13:10 富士通スタジアム川崎 早稲田大学
日大 14
1Q:7-0
2Q:0-0
3Q:7-3
4Q:0-0
早稲田大 3
11/12(日) 16:45 横浜スタジアム 慶應義塾大学
日大 24
1Q:7-3
2Q:3-0
3Q:0-0
4Q:14-0
慶應大 3
11/26(日) 13:45 横浜スタジアム 法政大学
日大 23
1Q:0-7
2Q:7-12
3Q:13-0
4Q:3-7
法政大 26
東日本大学代表決定戦
甲子園ボウルに出場するためには、東日本代表にならねばなりません。
そのための試合、東北大と対戦、勝利しました。
12/3(日) 13:30 アミノバイタルフィールド 全日本大学選手権 東日本代表校決定戦
日大 77
1Q:21-0
2Q:21-3
3Q:21-8
4Q:14-6
東北大 17
学生大学日本一決定戦
アメフト大学日本一を決める第72回甲子園ボウル(全日本大学選手権決勝)は12月17日、阪神甲子園球場で開催されました。東日本代表の日大が西日本代表の関学大(関西2位)を23―17で下し、27年ぶり21度目の優勝を飾りました。
12/17(日) 13:05 阪神甲子園球場 全日本大学選手権 三菱電機杯第72回毎日甲子園ボウル
日大 23
1Q:6-7
2Q:7-3
3Q:10-0
4Q:0-7
関学大 17
アメフト日大優勝への内田監督のコメントと経歴について
日大・内田正人監督(62歳)は試合後 目を潤ませながら「ここまですごく長かった。選手たちはよく頑張ってくれて、コーチがよく指導してくれた。厳しい指導によくついてきてくれた。選手達を誇りに思う。」とコメントして、喜びに浸りました。
内田監督自身も現役時代は、日大の代名詞「ショットガン」攻撃の一翼を担っていました。卒業後は母校日大に就職しコーチを務め、90年の前回優勝時はコーチとして経験し、2003年に篠竹元監督からチームを引き継ぎました。なお、篠竹幹夫元監督は2006年に73歳で死去されています。
当時も低迷していたチームの再建するため、熱心に日本全国の高校フットボールの試合会場に足を運んで、有望選手な選手を発掘してスカウトしました。その甲斐もあり、2007年に関東を制して1990年以来の甲子園ボウル出場に導きましたが、甲子園ボウルでは敗北しました。
それ以降も2011、2013、2014年に甲子園ボウル出場を果たしたが、いずれも関西代表チームに敗北、1990年以来の甲子園ボウル制覇はできないままでした。そして2016年初めに勇退して、高橋宏明監督が就任ました。しかしその年は関東リーグ4位と低迷して高橋監督は1年で辞任し、今季、内田監督が復帰しました。
指導法としては、厳しい練習を選手に課した。反発した選手が20人ほど退部という事態にもなりましたが、徹底した練習と新戦力によってチーム力がアップして、日大は3年ぶりに関東を制しました。
そして、東日本代表決定戦で東北大を下して甲子園へ乗り込んで、17日に悲願の甲子園ボウル優勝となりました。
5月6日、関学と日本大学との第51回定期戦において、日本大学選手による非常に危険な反則行為が発生し、日本のアメフト界、そしてファンに動揺が広がっています。それらの情報を下記のリンクでご確認ください。
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アメフト日大優勝の立役者林大希選手について
今期の立役者、1年生QB林大希選手の経歴は以下の通りです。
林選手は1999年2月18日生まれ、18歳。大阪府出身です。小学1年から住吉川86スコーピオンでアメフットを始めました。中学時代は大阪ベンガルズ所属。関大一高に入学するも大正高に転校しました。
高校3年時に高校選抜対抗戦のニューイヤーボウルに大阪選抜として出場しました。
ただし、高校時代は勝利経験はありません。
そして、日大に入学後は1年からレギュラーに定着しました。1メートル74、80キロながら、遠投65ヤード、ベンチプレスでは160キロを持ち上げるアスリートです。
日大のエースナンバー背番号「10」を1年から背負って、その重責に応えて、見事な成績を今期収めました。
鋭く速いパスだけでなく、どんどん走って相手ディフェンスをかく乱しました。甲子園ボウルでも試合を彼が支配しました。
そして、2017年の年間最優秀選手に贈られるミルズ杯と甲子園ボウルMVPをダブル受賞しました。
これからも注目の選手ですね。
まとめ
日本の大学学生アメフトは、甲子園ボウルで日大が優勝しました。
2017の日大の対戦結果、そして内田監督と林大希選手についてまとめました。
来年1月3日のライスボウルでは社会人優勝チームと対戦します。楽しみですね。
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