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アメフト関学大日大定期戦でのラフプレー、連盟と内田正人監督の対応について

更新日:

5月6日の日本大学と関西学院大学の定期試合で、パスを投げ終えたQBの背中にタックルをする、という非常に危険なプレーが発生、その選手はその後退場となりました。関東アメフト連盟から処分が下り、関学からの声明がありました。その経緯、二人の監督の対応を追っていきます、

アメフト関西学院大学日大定期戦でのラフプレーについての連盟の対応

5月6日のラフプレーの後、連盟から、日大の選手と監督に処分が下りました。

 

関東学生アメリカンフットボール連盟は10日、東京都内で6日に行われた日大と関学大の定期戦で日大の選手が度を越したラフプレーをしたとして、追加的な処分内容が決まるまで当該選手の対外試合の出場を禁止すると発表した。日大の指導者を厳重注意とした。
 公式規則の「(無防備な選手への)ひどいパーソナルファウル」に該当すると判断し、9日に開いた理事会で決定した。今後は規律委員会を設置し、詳細な調査を行った上で最終的な対応を決めるという。

出典 http://www.sanspo.com/sports/news/20180510/spo18051016230003-n1.html

そして日大も謝罪のコメントをホームページで発表しました。
しかしながら、関西学院大学への正式な謝罪等はなかった模様で、以下の対応が関学からありました。

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アメフト関学大日大定期戦でのラフプレーについての鳥内監督の対応

アメフット関学大・鳥内監督怒りの会見「あってはならない」日大選手の悪質タックル
関学大アメフット部が11日、6日に行われた日大との定期戦で、先発出場したクォーターバック(QB)選手が相手守備選手から悪質なタックルを受け、負傷退場した件について同大学内で会見を行った。 試合中はボールを追っていたため、判断できなかったと言うが、翌日にビデオで当該プレーを確認した鳥内秀晃監督は、「まさか、え?と思った。あってはならないことだと思う」と納得がいかない様子。小野宏ディレクターは「これまで弊校と日大はお互いに敬意を持って戦ってきた。激しい憤りを持っている。アメリカンフットボールだけでなく、スポーツを冒とくする行為。真相を究明することが重要だと思っている」と話した。
 日大選手のプレーについて、関学大アメフット部は「競技プレーとはまったく関係なく当該選手を傷つけることだけを目的とした意図的で極めて危険かつ悪質な行為」とし、10日付けで日大アメフット部に対して抗議文書を送付。チームとしての見解と謝罪を求めると同時に、監督に対しても試合後のコメント等に対する見解と謝罪を求めているという。

 加えて11日付けで関東学生連盟に対しても要望書を提出した。

 負傷したQB選手は試合翌日、右膝軟骨損傷と腰の打撲で全治3週間の診断を受けた。しかし現在左足にしびれが残っているため、後遺症の可能性も含めて再度精密検査を受ける予定という。関学大アメフット部は「生命にかかわる重篤な事故につながる可能性がある行為だったと考えます」としている。

 6日の試合では、自陣46ヤードからの関学大の攻撃1プレー目で、QBがパスを投げた約2秒後、無防備な状態だったところに背後から守備選手がタックルをし、負傷交代していた。さらにその後も反則が重なり、最終的には関学大の選手のヘルメットを殴ったとして資格没収(退場)。10日に関東学連から当該選手の対外試合の出場を禁止と日大の指導者を厳重注意とする処分が発表されていた。

 またそれを受けて日大アメフット部は10日、ホームページで「今回の事態を厳重に受け止め、今後はこのようなことがないよう、これまで以上に学生と真摯に向き合い指導を徹底してまいります。このたびのこと、重ねてお詫び申し上げます。」と謝罪している。

 しかし日大側から関学大側への正式な謝罪や説明はない。11日20時15分頃、反則をした守備選手をつれて謝罪に向かいたいという旨の電話がコーチからコーチへという形ではあったというが、日大側がその段階で抗議文書を確認していなかったため、断ったという。

出典 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180512-00000049-dal-spo

アメフト関西学院大学日大定期戦でのラフプレーへの正式な謝罪の要求について

関西学院大ファイターズのオフィシャルホームページで、日大に対して

・日大DLの関学QBへの1回目のパーソナルファウルに対するチームとしての見解を求めると同時に、関学QBおよび保護者へのチームからの正式な謝罪を求める。
・日本大学監督が試合後にメディアに対して出したコメントの見解と、コメントの撤回および前項の行為が発生したことについての指導者としての正式な謝罪を求める。

という要望がなされました。
 
出典 http://www.kgfighters.com/topics_detail2/id=1217

アメフト関学大日大定期戦でのラフプレーについての内田正人監督の動向

追記 20181120
その後の経過は以下の通りです。
立件は見送られております。
日本大アメリカンフットボール部の悪質なタックル問題で、警視庁は内田正人前監督(63)=懲戒解雇=と井上奨(つとむ)元コーチ=同=について、けがをさせる意図でタックルを指示した事実は認められなかったと結論づけた。捜査関係者が明らかにした。井上元コーチが言ったとされる「相手がけがをすれば得だ」という言葉も確認できなかった。同庁は近く、東京地検立川支部に2人の捜査書類を送付する。地検は2人の立件を見送るとみられる。

https://mainichi.jp/articles/20181114/k00/00m/050/097000c?inb=ys

まとめ

アメフト関西学院大学日大定期戦でのラフプレーについての連盟の対応と鳥内監督、内田監督の対応についてまとめました。
今後の日大の内田監督への処分の内容が注目されます。

<関連リンク>
アメフト関西学院大日大定期戦でのラフプレー、鳥内監督のコメントと正式な謝罪の要求について

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