9月4日に近畿地方を直撃した台風21号は大きな被害を関西国際空港にもたらしました。一旦は空港の全機能がストップしました。
しかし、急ピッチの復旧作業によって、空港機能が回復してきました。
関西国際空港への復旧、連絡橋についての最新情報9月21日午前をまとめました。
関西国際空港の復旧予定の最新情報9月21日午前
関西空港からの情報によると、9月14日(金)より第1ターミナルビルの一部及び第2 ターミナルビルを運用し始めており、9月21日(金)以降、 空港は通常のスケジュールに戻るとの事です。
しかしながら、今後のフライト情報は各航空会社のホームページで各自確認が必要です。
9月21日は、ターミナル1からの国際線は52社153便311発着と、ピーク時の98%まで戻る見通しとなりました。
また、T1の国内線に関しては、6社42便84発着で、98%まで戻る見込みです。
国内国際線合わせると、関空全体で233便471発着、99%まで戻る事になります。
また、多くの店舗も21日には営業できる見込みです。
しかしながら、現状は、完全復旧ではありません。電源設備など暫定的に使用できるよう仮復旧した部分もあるため、今後は完全復旧を目指して作業を進めていく必要があります。
関西国際空港への鉄道アクセス復旧についての最新情報
9月18日(火)より、「りんくうタウン~関西空港」間の鉄道(JR、南海電鉄)の運行が再開されるています。
これに伴い、「りんくうタウン~関西空港」間の臨時シャトルバスの運行は17日(月・祝)をもって終了となっています。
関西国際空港連絡橋の損傷と復旧について
連絡橋の自動車道は、タンカーが衝突したことによって、橋桁が著しく損傷していることから、再利用可能な一部分を除いて、新しい橋桁を製作して架け直す方針と決定されました
このため、半年以上の時間が必要となり、来年のゴールデンウィークまでに、連絡橋を完全復旧することを目標に作業を進める予定です。
まとめ
関西国際空港へのアクセス方法について、9月21日朝の情報をまとめました。
21日から空港は通常スケジュールに戻ります。また、鉄道は18日より運行が再開しています。ただし、連絡橋の完全復旧には半年以上かかります。