安倍政権(第二次)が2017年12月26日に満5年を迎え、さらに、2018年9月20日に行われた自民党総裁選において、石破茂氏を大差で下し、さらに3年の総裁としての任期を得ました。
これで、日本国総理大臣として、安倍晋三首相の在職日数はかなりのものとなります。一体歴代何位なのでしょうか?
在任日数について、そして歴代のランキング、さらに一位になるための今後の課題をまとめました。
安安倍総理の首相在任日数ついて
安倍晋三総理大臣の首相としての在職日数は2464日となりました(9月21日現在)。
この数字は、2012年の第二次安倍政権発足からの丸5年と、さらに第一次政権を含めた日数です。
戦後の首相としては、1位が佐藤栄作氏の 2798日、そして2位が吉田茂氏の2616日で、それに次ぐ3位です。
4位は小泉純一郎元首相の1980日です。
安倍首相は2018年9月20日の自民党総裁選挙において、石破茂氏に大差をつけて圧勝、さらに3年の総裁任期を得ました。これによって、現在の自民党の高い支持率を考えると、安倍政権はさらに継続されます。
そのまま首相を続行できたら、2019年8月に佐藤栄作氏の記録を抜いて戦後では1位となります。
そして、さらに継続すれば、安倍首相の通算の首相在職日数は2019年11月に歴代トップの桂太郎に並び、歴代最長政権となります。
歴代首相の長期政権歴代ランキングは?
日本の歴代の首相在任日数ランキングは以下の通りとなります。(M 明治、T 大正 S 昭和 H 平成 です。)
2886日
[11代首相]M34.6.2-39.1.7 [13代]M41.7.14-44.8.30 [15代]T1.12.21-2.2.20
2 佐藤 榮作
2798日
[61代]S39.11.9-42.2.17 [62代]S42.2.17-45.1.14 [63代]S45.1.14-47.7.7
3 伊藤 博文
2720日
[初代]M18.12.22-21.4.30 [5代]M25.8.8-29.8.31 [7代]M31.1.12-31.6.30
[10代]M33.10.19-34.5.10
4 吉田 茂
2616日
[45代]S21.5.22-22.5.24 [48代]S23.10.15-24.2.16 [49代]S24.2.16-27.10.30
[50代]S27.10.30-28.5.21 [51代]S28.5.21-29.12.10
5 安倍 晋三
2464日
[90代]H18.9.26-19.9.26 [96代]H24.12.26-26.12.24 [97代]H26.12.24-29.11.1
[98代]H29.11.1-30.9.21現在
6 小泉 純一郎
1980日
[87代]H13.4.26-15.11.19 [88代]H15.11.19-17.9.21 [89代]H17.9.21-18.9.26
7 中曽根 康弘
1806日
[71代]S57.11.27-58.12.27 [72代]S58.12.27-61.7.22 [73代]S61.7.22-62.11.6
8 池田 勇人
1575日
[58代]S35.7.19-35.12.8 [59代]S35.12.8-38.12.9 [60代]S38.12.9-39.11.9
9 西園寺 公望
1400日
[12代]M39.1.7-41.7.14 [14代]M44.8.30-T1.12.21
10 岸 信介
1241日
[56代]S32.2.25-33.6.12 [57代]S33.6.12-35.7.19
安倍首相が日本の歴代の首相在任日数歴代1位になるための課題は?
安倍首相が日本の歴代の首相在任日数歴代1位になるための課題は、まずは健康第一、という事でしょう。持病がある首相なので、定期的に診察を受けており、逆にこれが長寿の元となりそうです。
また、歴代首相在任日数歴代1位になるための課題は、現在の高い支持率を維持する事です。
そして、憲法改正議論が命取りとなる可能性はあるので、そのため強引な手段よりは、いかに穏便に手続きを遂行できるかが鍵になる、と言えるでしょう。
まとめ
安倍総理大臣の在任日数について、そして、歴代ランキングまとめました。
安倍首相の在任日数は現在、歴代の戦後の首相では3位です。自民党総裁選を勝ち抜いた今、戦前、そして歴代一位の座が見えてきます。
今後の課題は、健康、支持率維持、憲法改正議論となります。