いよいよ今日、2017年の日本シリーズ開幕です。
パリーグはレギュラーシーズン優勝の福岡ソフトバンクホークス、そしてセリーグはレギュラーシーズン3位ながら、クライマックスシリーズで阪神と広島を投打で圧倒した横浜DeNAベイスターズです。
野球ファンとしては胸が高鳴る対戦ですよね。
昨日の両チームの監督ミーティングで、工藤監督は予告先発を提案しましたが、ラミレス監督が拒否して、先発は当日の発表まで分からない状況です。
そこで、日本シリーズ第1戦のソフトバンクホークスとベイスターズの先発予想、試合予想を書いてみました。
日本シリーズ先発予想 ホークス
千賀滉大投手(右)背番号41(24歳)
身長186cm 体重86kg 右投 左打
蒲郡高
2010年育成選手ドラフト4位
2017年成績
22試合登板 投球回 143 13勝4敗 防御率 2.64
通算成績
123試合登板 投球回 418 29勝14敗1セーブ 防御率 2.52
千賀投手は今年のレギュラーシーズン、13勝4敗で、初タイトルとなる最高勝率(.765)を獲得しました。防御率も2点台半ばと先発投手としては頼りになる存在です。10月19日のクライマックスシリーズファイナルステージ第2戦、楽天との試合に登板、負けはしたものの、6回1/3を2失点と合格点のピッチングでした。
また、今年3月に開かれた2017 ワールド・ベースボール・クラシックでは、日本代表の先発要員として、通算4試合に登板。防御率0.82と奪三振16を記録しております。育成出身の選手としては最も成功した選手とも言える彼の2017年は、さらに飛躍した年となりました。
日本シリーズ先発予想 ベイスターズ
井納翔一投手(右)背番号15(31歳)
身長: 188 cm 体重: 87 kg 右投 右打
木更津総合高 – 上武大 – NTT東日本
2012年ドラフト3位
2017年成績
25試合登板 投球回 152 1/3 6勝10敗 防御率 3.84
通算成績
112試合登板 投球回 687 1/3 34勝45敗2ホールド 防御率 3.89
井納投手は今年のレギュラーシーズン、25試合に登板して、先発ローテーションを最後まで守りました。ただ、残念ながら負け越しのシーズンになりました。
また、10月20日のクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦では、広島との試合に登板し、6回無失点と好投、1−0の勝利に貢献しました。この1点も彼のタイムリーヒットです。
2016年の開幕投手も務めて広島から勝利を挙げており、大舞台での登板には定評があります。
日本シリーズ予想 第1戦
両投手の好投が予想され、序盤は1点を争う緊迫した試合展開となるでしょう。しかしながら、やはり防御率の差がこの大舞台でも出て、最終的にはソフトバンクの勝利に終わるというのが私の予想です。なお、今期ソフトバンクはヤフオクドームでは驚異の48勝19敗という成績を残しております。
ところで、横浜の先発は井納投手ではなく、ラミレス監督が意表をついて左の濵口遥大投手を起用する可能性もあります。ただ、結果はやはりソフトバンクの勝利と予想します。
まとめ
10月28日、日本シリーズ第1戦の先発投手は公開されていませんが、ソフトバンク千賀滉大投手、DeNA井納翔一投手と予想します。ただ、ラミレス監督が意表をついて左の濵口遥大投手を起用する可能性もあります。
試合はソフトバンクがDeNAに打ち勝って先勝すると予想します。