ワールドカップの予選通過を果たしたサッカー日本代表。
今年の11月には国際親善試合、ブラジル代表とベルギー代表との2試合を予定しております。
強豪相手に日本代表がどこまで戦えるのか、今から非常に楽しみですね。
そこで今回の試合の日程、テレビ中継、ブラジルとベルギー代表について、今回の日本代表の見所のポイントについて、さらに代表に選ばれなかった本田圭佑、香川真司、岡崎慎司選手についてをまとめてみました。
サッカー日本代表の国際親善試合予定
日本代表とブラジル代表の国際親善試合と過去の成績について
11月10日金曜日、現地時間13:00、日本時間21:00に試合開始です。
この試合はフランスのリールにある、スタッド・ピエール=モーロワスタジアムで開催されます。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング2位のブラジルと44位の日本の対戦です。ブラジルとの試合は2014年10月以来です。過去の対戦は2分け9敗と勝ったことがありません。内容も4得点で31失点です。
特に、2006年のワールドカップのグループリーグの試合では1−3で逆転負けを喫して、グループリーグ敗退となりました。
日本代表とベルギー代表の国際親善試合と過去の成績について
11月14日火曜日、現地時間20:45、日本時間04:45に試合開始です。
この試合はベルギーのブルージュのヤン・ブレイデルスタジアムで開催されます。
ベルギーは現在FIFAランキング5位の強豪です。ベルギーとの対戦成績は、2勝2分0敗です。また、9得点し4失点しております。2002年ワールドカップのグループリーグでは、2−2の引き分けでした。最近の対戦では、2013年11月の親善試合では2−3で勝っております。
試合の中継について
2試合ともにテレビ朝日系列にて全国生中継される予定です。
ぜひテレビの前で応援したいところです。
日本代表メンバーについて
日本サッカー協会(JFA)が31日に発表した、対ブラジル戦、対ベルギー戦の国際親善試合のSAMURAI BLUE日本代表メンバー25人は以下の通りです。
GK
川島 永嗣 (FCメス/フランス)
東口 順昭 (ガンバ大阪)
西川 周作 (浦和レッズ)
DF
長友 佑都 (インテル・ミラノ/イタリア)
槙野 智章 (浦和レッズ)
吉田 麻也 (サウサンプトン/イングランド)
酒井 宏樹 (オリンピック・マルセイユ/フランス)
酒井 高徳 (ハンブルガーSV/ドイツ)
車屋 紳太郎 (川崎フロンターレ)
昌子 源 (鹿島アントラーズ)
三浦 弦太 (ガンバ大阪)
MF
長谷部 誠 (アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
倉田 秋 (ガンバ大阪)
山口 蛍 (セレッソ大阪)
森岡 亮太 (ワースラント・ベフェレン/ベルギー)
長澤 和輝 (浦和レッズ)
遠藤 航 (浦和レッズ)
井手口 陽介 (ガンバ大阪)
FW
興梠 慎三 (浦和レッズ)
乾 貴士 (SDエイバル/スペイン)
大迫 勇也 (1.FCケルン/ドイツ)
原口 元気 (ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
杉本 健勇 (セレッソ大阪)
久保 裕也 (KAAヘント/ベルギー)
浅野 拓磨 (VfBシュツットガルト/ドイツ)
今回のサッカー日本代表国際親善試合の対戦相手について
FIFAランク2位のブラジル、5位のベルギーと、南米とヨーロッパの強豪との豪華な2試合です。両チームともロシアW杯大陸予選を難なく突破しております。
ブラジル代表にはヨーロッパで活躍しているネイマール(パリPSG)やフィリペ・コウチーニョ(リバプール)も召集されています。
ヨーロッパのワールドカップ予選は激戦続きでオランダすら予選落ちという状況なのですが、その中でもベルギーは突出した安定感を誇っております。
サッカー日本代表の注目ポイントは?
日本代表の注目ポイントとしては、8月31日の対オーストラリア戦でのゴールが記憶に新しい浅野拓磨選手(VfBシュツットガルト)や代表復帰のFW興梠慎三選手(浦和レッズ)を含めて激戦のFWのレギュラー争いがまず挙げられます。
また、ベルギーリーグで今季6ゴール8アシストと大活躍中のMF森岡亮太選手(ワースラント・ベフェレン)と、初選出のMF長澤和輝選手(浦和レッズ)、対オーストラリア戦で、貴重な代表初ゴールを挙げ勝利に貢献したMF井手口陽介選手(ガンバ大阪)や、その試合で中盤を支配したMF乾貴士選手(SDエイバル)らのコンビネーションと、強豪相手にどれだけ中盤の選手でボールを支配してゴール前に球を供給できるのかが注目ですね。
もちろん、どれだけディフェンスが中盤と協力して持ちこたえるかも見所です。
本田圭佑、香川真司、岡崎慎司選手について
日本代表の常連、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司らはメンバーに選ばれていません。
ハリルホジッチ監督はコメントとして、彼らは前回の合宿での競争で劣っていたとしております。この監督は、代表選出に、名前や過去の実績は関係ないと明言しております。
なので、彼らが所属チームで優れたパフォーマンスを見せないと、2018年のチームの代表入りは厳しいかもしれません。しかし、この3人の中では岡崎選手は代表に返り咲くように思えます。
本田選手は南アフリカワールドカップで中村俊輔選手からチームのエースの座を実力でもぎ取りました。そして、若い世代がその歴史を今繰り返そうとしております。
まとめ
サッカー日本代表の親善試合、11月10日にフランスのリールでブラジル戦、11月14日にベルギーのブルージュベルギー戦の2試合が行われます。強豪相手に日本の現在の力、世界での立ち位置とこれからの課題を見つけたいところですね。