日本維新の会の丸山穂高衆議院議員が、国後島視察の後の発言が、波紋を広げています。
戦争で北方領土を取り返すことへの是非を元島民に尋ねたこの一件で、党が動きました。
日本維新の会の松井一郎代表が丸山穂高議員を党除名へ。議員辞職は?などをまとめました。
日本維新の会の丸山穂高衆議院議員の発言が議論へ
5月13日、北方四島の国後島から帰港したビザなし交流の訪問団に参加していた日本維新の会の丸山穂高衆議院議員の発言が議論を呼んでおります。
彼の発言をめぐって、元島民らから抗議を受けていました。
団長「戦争で?」
丸山「ロシアが混乱しているときに取り返すのはOKですか?」
団長「戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」
丸山「でも取り返せないですよね?」
団長「いや、戦争はすべきではない」
丸山「戦争しないとどうしようもなくないですか?」
団長「いや、戦争は必要ないです」
日本維新の会の丸山穂高議員を松井一郎代表が党除名へ。離党届提出
報道によると、維新、丸山衆院議員を除名へ=北方領土「戦争奪還」発言
日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は5月14日、ロシアに実効支配されている北方領土の「戦争による奪還」に言及した丸山穂高衆院議員(35)=大阪19区=を除名する意向を表明した。
維新はこの後、国会内で臨時役員会を開き、丸山氏の処分を党紀委員会に諮る方針を決めた。党内外から丸山氏に議員辞職を求める声が上がった。
松井氏は市役所で記者団の取材に応じ、丸山氏の発言について以下のようにコメントと陳謝をしました。
今後の対応に関し「一番厳しい処分になる。除名だ」と明言し、「議員辞職すべきだ」とも語った。
丸山穂高議員は経済産業省出身で当選3回。5月10日から北方領土の「ビザなし交流事業」に参加した際に、訪問先の国後島で元島民に対し「戦争で島を取り戻すことには賛成か」「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと発言した。このとき、丸山氏は酒に酔っていたという。
丸山氏は臨時役員会に先立ち離党届を提出した
日本維新の会の丸山穂高議員を松井一郎代表が党除名へ。議員辞職は?
議員辞職まで松井一郎氏は言及しましたが、議員辞職をするかどうはか本人の判断、ということになるでしょう。
まとめ
日本維新の会の丸山穂高衆議院議員の発言、戦争で北方領土を取り返す、について、党の対応まとめました。
党除名、離党、となりました。
議員辞職をするかどうかは不明です。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2019051400574