新型コロナウイルス感染拡大が大きな問題になっております。
大きな問題となるのが、世界の人の流れ。移動です。
そして、日本が恐れるのがウイルス感染者の日本への流入です。
現在、一番の懸念は、ヨーロッパからの流入です。
そこで、日本の新型コロナウイルス感染予防措置としての入国制限、さらにイタリアの現状、感染者と死亡数をまとめました。
新型コロナウイルス感染、日本入国拒否する対象地域を追加へ
安倍首相日本入国拒否する対象地域を追加へ
3/18(水) 21:39配信
安倍首相は3月18日、日本入国を拒否する対象地域に、イタリア、スペイン、スイスの一部地域とアイスランドを追加する方針を明らかにしました。
これらの地域は、19日午前0時から入国を拒否する対象地域に追加されました。
新型コロナウイルス感染、欧州からの入国者に2週間の自主待機
ヨーロッパのほとんどの国、そしてイラン、エジプト、合わせて38か国からの日本人を含む入国者に対し、入国後14日間、検疫所長が指定した場所での待機と公共交通機関の使用自粛を要請することも決定されました。これら38か国で発行済みのビザは効力を停止するということになります。
これらの措置は3月21日の午前0時から始め、当面、来月末まで実施する予定です。
ref:
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200318-00000509-nnn-pol
新型コロナウイルス感染、イタリアの死亡数が中国を抜きトップへ
イタリア当局の発表によりますと、令和2年3月19日、新型コロナウイルスによるイタリア国内での死者が3405人となりました。これは前日と比較しても、14%増のハイペースとなっております。
この数字は、新型コロナウイルスの発生源とされている、中国の現在までの死者数(3245人)を上回りました。
これでイタリアが死者数で世界最多となりました。
ウイルス感染者が集中するイタリア北部では、現在医療崩壊状態とされています。
そして、病床だけでなく、医療関係者が不足しており、ますます深刻な問題となっております。
イタリアでの累計の感染者数は、4万1035人で、これは前日比、15%増です。
この数字は、中国の感染者の約半分です。
イタリア政府はウイルスの封じ込めの対策として、3月10日から全土で人の移動を制限した後、飲食店などの店舗も閉鎖する強力な措置をとっております。
ref. https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57050310Q0A320C2I00000/
まとめ
今年、新型コロナウイルス感染で日本は経済的社会的に大きな問題となっております。
そんな中、日本への入国拒否対象地域を追加、さらに欧州からの入国者に2週間の自主待機を要請することとなりました。
イタリアの現在の死亡数など状況をまとめました。