九里亜蓮投手の2025年シーズンこれまでの成績をまとめました。
九里亜蓮投手の2025年シーズンこれまでの成績
5月14日現在
年度 | 所属球団 | 登板 | 勝利 | 敗北 | セーブ | H | HP | 完投 | 完封勝 | 無四球 | 勝率 | 打者 | 投球回 | 安打 | 本塁打 | 四球 | 死球 | 三振 | 暴投 | ボーク | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|
2025 | オリックス | 7 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .800 | 203 |
|
43 | 1 | 16 | 2 | 39 | 0 | 1 | 12 | 12 | 2.10 |
- 登板数: 7試合
- 勝敗: 4勝1敗(5月13日に今季初黒星)
- 投球回: 51.1回
- 防御率: 2.1
具体的な試合では、以下のようなパフォーマンスが記録されています:
- 4月12日の試合では8回6安打無失点、9奪三振で2勝目を挙げた。
- 5月5日の登板では8回131球を投げ無失点、4勝目を記録。
- 5月13日の試合で7回に崩れ、シーズン初黒星を喫したが、チームへの貢献度は高い。
- 全体的に、111~131球を投げるタフネスさと、淡々と試合を作る「イニングイーター」としての役割を果たしている。
九里は2024年オフに広島東洋カープからフリーエージェント(FA)でオリックスに移籍。2021年のセ・リーグ最多勝投手であり、5年連続130イニング以上を投げる安定感が評価され、オリックスの投手陣強化の目玉として加入した。
九里亜蓮投手2025年シーズンの展望
九里投手の今後の展望について、以下のポイントが挙げられます:
スポンサーリンク
- 先発ローテーションの軸としての期待
オリックスは2024年シーズンに投手陣の離脱が相次ぎ、規定投球回を達成した投手がゼロだったため、九里の「イニングイーター」としての役割は極めて重要。現在のペース(27試合で約202.1イニング、18勝ペース)を維持できれば、チームのリーグ優勝や日本シリーズ進出に大きく貢献する可能性がある。 - 200イニングへの挑戦
一部のファンやアナリストは、九里が7年ぶりの球界200イニング投手に到達する可能性を指摘。現在の平均投球回(7.5回)を維持し、怪我なくシーズンを完走できれば、この目標も現実的。 - 課題:打線の援護と中盤以降の安定感
5月13日の試合では7回に失点し敗戦投手となるなど、試合中盤以降のスタミナや集中力が課題として浮上。オリックスの打線が2024年同様に低迷(打率.238、リーグ5位)する場合、九里への援護不足が勝敗に影響する可能性がある。 - チームへの影響
九里の安定した投球は、若手投手(宮城大弥、曽谷龍平、山下舜平大など)への負担軽減や、リリーフ陣の消耗抑制に繋がる。吉田輝星や宇田川優希がトミー・ジョン手術で不在の中、九里の存在は投手陣全体の安定感を高める。 - シーズン目標
- 10~15勝: 現在のペースなら二桁勝利は確実。キャリアハイ(2021年の13勝)更新も視野。
- 防御率2点台維持: 現在の1.20はシーズンを通して維持が難しいが、2点台前半ならエース級の活躍。
- 開幕ローテの継続: 宮城大弥に次ぐ2戦目先発が予想されており、シーズン通してローテを守ることが求められる。
まとめ
九里亜蓮投手は2025年シーズン序盤で圧倒的な安定感を見せ、オリックスの投手陣を牽引しています。QS率100%や防御率1.20という数字(5/13まで)は、彼のタフさと試合構築能力を証明。課題は中盤以降の失点リスクと打線の援護だが、現在のペースを維持できれば、200イニング到達や二桁勝利は十分可能。オリックスの2年ぶりリーグ優勝に向け、九里の活躍は不可欠です。
スポンサーリンク