世論調査は様々なメディアが行っており、そのメディアによって結果が異なる、という現象が起こります。さらに、現在進行形で政局になるような事態が起こっていれば尚更です。
今回は、読売新聞の最新の3月の世論調査結果、内閣、政党支持率などについてまとめました。また、調査方法も説明しました。
読売新聞の最新世論調査2018年3月の結果について
読売新聞が2018年3月に施行した、電話全国世論調査の結果は下の通りです。
( )内の数字は前回2月の結果です。
安倍内閣の支持率について
安倍内閣の支持率は以下の通りです。
・支持する 48%(54%)
・支持しない 42%(36%)
・その他 1%( 2%)
・無回答 8%( 7%)
支持率は48%で前回から6パーセントのダウンです。
安倍内閣を支持する理由について
上位3つは下記の通りです。
・首相に指導力がある 10%
・政策に期待できる 10%
安倍内閣を支持しない理由について
上位3つは下記の通りです。
・政策に期待できない 17%
・自民党中心の政権だから 17%
首相が信頼できない、と答える理由は何でしょうか?安倍内閣は高齢者で支持率が低く、一方、若者の支持は依然として高いということは衆議院選挙などでも明らかになっておりますが、この中高年世代の情報が新聞とテレビがメインで、さらに反政権、反自民党的な姿勢を明らかにしているメディアの情報に見事に左右されている、最近の内閣とは関係ない失態の責任をなぜか内閣が追求されていることを鵜呑みにしている世代がいる、ということがわかります。
最新世論調査による支持政党について
各政党の支持率は以下の通りです。
・立憲民主党 9%( 9%) ・自由党 0%(0%)
・希望の党 1%( 1%) ・社民党 0%( 0%)
・公明党 4%( 3%) ・その他 0% ( -%)
・民進党 1%( 2%) ・支持政党なし 38%(36%)
・共産党 2%( 3%) ・無回答 3%( 2%)
政党支持率で見ると、自民党が4%のダウンですが、他の野党も別に支持率が上昇しているわけでないこともわかります。
すべての野党が10%以下の支持率です。
サイトはこちらです。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/opinion/koumoku/20180312-OYT8T50007.html
まとめ
読売新聞の最新の世論調査結果についてまとめました。さらに、調査方法も説明しました。
安倍首相への高い支持、内閣支持率の高さは今回の調査では若干揺らいでおります。今回の問題を乗り切った時に、また内閣支持率が回復するかどうかを見極める必要があるでしょう。
<関連情報>
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