テレビと新聞のマスコミは、最近では若者は見ていない可能性があります。
世代間の情報収集の方法の違いが取り沙汰されております。
ところで、これらテレビと新聞メディアからしか情報を得ない層の世論調査結果が日本国民の世論を表しているのでしょうか?
世論調査の最新結果2020。ネット世代の内閣支持率、新聞・テレビ限定層の問題についてについてまとめました。
世論調査結果の特徴、朝日新聞2020。ネット世代の内閣支持率について
朝日新聞社は3月上旬から4月中旬に、憲法や政治意識について尋ねる全国世論調査(郵送)を実施しました。
政治や社会の出来事について情報を得るときに参考にするメディアによって、安倍政権に対する評価は割れているとうことがわかりました。
参考にするメディアを六つの選択肢から複数回答で選んでもらった結果から、インターネットのニュースサイトやSNSだけを参考にしている人(全体の7%。以下「ネット限定層」)と、新聞やテレビだけを参考にしている人(全体の31%。以下「新聞・テレビ限定層」)に注目してみました。
内閣支持率「ネット限定層」で高めという結果 朝日新聞世論調査
二つの層での安倍政権に対する評価が異なる結果になっていた。
内閣支持率を見ると、全体の支持率42%、不支持率48%に対し、「ネット限定層」は支持率51%、不支持率42%という結果でした。
一方、「新聞・テレビ限定層」は支持率42%、不支持率50%でした。
最近の傾向として、内閣支持率は若年層で比較的高く、こうした若年層が「ネット限定層」の大半を占めることも影響しているとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/69bba958c978e042fae6ea9e82a0178f2710362f
考察、ネット世代の内閣支持率についてと新聞・テレビ限定層の問題
インターネットのニュースサイトやSNSだけを参考にしている人(全体の7%。以下「ネット限定層」)という表現であるが、そもそも、ネットには各新聞社のサイトがあり、この場合のインターネットのニュースサイトはそれら新聞の情報も網羅しているということにおいて、そもそもネット限定、という表現自体が違和感がある。すなわち、この7%は全ての新聞に目を通せる立場であり、家で新聞やテレビだけを参考にしている人(全体の31%。以下「新聞・テレビ限定層」)と比べても情報入手の多様性がある。
そして、テレビ情報発信の偏向性の問題点が現在大きな問題となっており、この老年世代が内閣不支持率が高いのもそのためであろう。
どちらの世代が健全な情報収集の方法をとり、適切な判断を下しているのかについて突っ込んだ議論を朝日新聞はしてはどうだろうか?
そしてこの記事は、家で新聞やテレビだけを参考にしている層へのインターネットやSNSへの不必要な警戒心を惹起するため、世代間の不安を招く方向に誘導したいのではないかという疑惑すら生じる。
まとめ
内閣支持率「ネット限定層」で高めという結果 朝日新聞世論調査についてまとめと考察をしました。
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