新年一般参賀が2023年1月2日、皇居で開催された。
天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻らが計6回、宮殿・長和殿のベランダに立ち、訪れた人の祝意に応えられた。
両陛下の長女愛子さまは成年皇族として初めて参加し、上皇ご夫妻は午前中の3回に出席した。
新型コロナウイルス禍で実施は3年ぶり。感染防止対策で事前申込制とし、人数を大幅に絞った。 新年一般参賀は1948年に始まった。令和初の新年一般参賀だった2020年は6万8710人が訪れたが、今年は約10万2370人の応募があり、約9600人が当選した。
天皇陛下はあいさつで、コロナ禍などに触れ「いろいろ大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって安らかで良い年となるよう願っています。年の始めに当たり、わが国と世界の人々の幸せを祈ります」と述べた。
各回入れ替え制とし、訪れた人らは宮殿東庭で間隔が1メートル以上になるよう指定された場所に立った。大声を控えることやマスク着用も呼び掛けられた。
宮内庁庁舎前には特設記帳所が設置された。事前の申し込みは必要なく、多くの人が訪れた。
両陛下の意向で、コロナ禍を踏まえ女性皇族は昨年同様にティアラの着用を控えた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/223191
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