NHKは、2月10日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは2443人で、50%にあたる1215人から回答を得ました。
そこで、世論調査の最新の内閣と政党支持率とその推移について、さらに世論調査方法についてまとめました。
世論調査による内閣支持率最新をNHKが発表
NHKは、2月10日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは2443人で、50%にあたる1215人から回答を得ました。
田内閣を「支持する」と答えた人は1月の調査より1ポイント下がって25%でした。
一方「支持しない」と答えた人は2ポイント上がって58%でした。
支持する理由では「他の内閣より良さそうだから」が51%、「支持する政党の内閣だから」が23%、「人柄が信頼できるから」が11%などとなりました。
支持しない理由では「政策に期待が持てないから」が45%、「実行力がないから」が27%、「人柄が信頼できないから」が11%などとなりました。
無党派40%超 “政党離れ”も
内閣支持率が20%台で低迷している去年11月からことし2月までの政党支持率を見ますと、去年12月以降自民党の支持率が30%前後に落ち込む一方、「特に支持している政党はない」、いわゆる無党派層が3か月連続で40%を上回り、“政党離れ”が見られます。
一方、野党側の支持率は、いずれも10%に満たない状況が続いています。野党第一党の立憲民主党と第二党の日本維新の会のこの1年の推移を見ると、日本維新の会は統一地方選挙後の去年5月の調査では6.7%で、立憲民主党の4.2%を上回っていましたが、その後低下傾向が続いて2月調査では3.1%となり、立憲民主党の6.7%のほうが高くなっています。
世論調査による政党支持率と最新の推移をNHKが発表
NHKの世論調査によると、各党の支持率は以下の通りでした。
各党の支持率は、「自民党」が30.5%、「立憲民主党」が6.7%、「日本維新の会」が3.1%、「公明党」が3.2%、「共産党」が2.1%、「国民民主党」が1.3%、「れいわ新選組」が1.1%、「社民党」が0.2%、「参政党」が0.7%、「みんなでつくる党」が0.1%、「特に支持している政党はない」が44.0%でした。
世論調査の方法はNHKは固定電話と携帯電話にかけると説明
調査方法は、コンピューターが乱数計算を基にランダム、無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に自動架電(アウトバウンド)を行い、つながった相手に対して、世論調査のためのオペレーターが調査内容を相手からヒアリングする方式です。この方法を「RDD」(Random Digit Dialing)。
出典
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/
まとめ
世論調査の内閣支持率最新をNHKが発表。政党支持率と調査方法について内閣支持25%、不支持58%。、最新の世論調査の結果が発表されました。
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