はじめまして、katchan17です。海外旅行が大好きで、休暇にはヨーロッパをはじめとした国々へ行くのが人生の楽しみの一つです。
これから私が今まで行ったことがある国で、いわゆるメジャーな観光地とは言えない場所などについて、私のこれまでに知り得た情報などを発信していきたいと思います。
また、旅の準備などで必要かつ有用と思われる情報もこちらでまとめておきます。
美しい街並みの欧州への旅行、これはみんなの憧れですよね。
まずは、欧州への海外旅行の準備で一番大切な、パスポートとビザについてまとめました。
そして、欧州旅行では知っておくべきシェンゲン協定についてまとめました。
欧州海外旅行の準備とパスポートについて
海外旅行の前に揃えておくものとして、日本国内旅行とは違い必要でかつ大切なものがパスポート、そして、査証(ビザ)です。
今お持ちでない方、もしくは期限が切れているパスポートをお持ちの方は、まずはパスポートを申請して入手してください。
日本国内で申請の場合は、各都道府県に申請窓口がありますので、お住いの都道府県のホームページから申請に必要な情報を得てください。
(注意、もちろんこれは日本人への情報であり、日本在住の外国国籍の方は自国のパスポートやヨーロッパでのビザの条件を確認する必要があります)
また、現在パスポートをお持ちの方は、旅行の日程と、残存する有効期間を確認しないといけません。
ところで、ヨーロッパにはシェンゲン協定があり、シェンゲン加盟国の領域内では国境を越えるときに入国審査はありません。日本からシェンゲン加盟国への入国審査、手続きはその飛行機が最初に日本から到着した国、すなわち乗り継ぎをする国の空港で行われます。
日本国外務省のホームページによりますと、シェンゲン加盟国領域に短期滞在目的で渡航する場合においては、パスポートの有効期間がシェンゲン加盟国からの出国予定日から3か月以上残っていること、そして、そのパスポートが10年以内に発効されていること、という条件を満たす必要があります。
日本のパスポートの有効期限は最長10年なので前者が問題となります。ヨーロッパでの旅行日程とパスポートの有効期限をまずご確認ください。
欧州海外旅行の準備、シェンゲン協定と加盟国について
さらに注意すべきことですが、ヨーロッパすべての国がシェンゲン加盟国というわけではありません。
欧州シェンゲン加盟26か国は現時点(2017年9月)では、アイスランド,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,ラトビア,リトアニア,ルクセンブルク,リヒテンシュタインです。(アイウエオ順)
ちなみに、アイスランド、ノルウェー、スイス、リヒテンシュタインはシェンゲン加盟国ですが、EU(欧州連合)には加盟しておりません。
また、現時点における欧州のシェンゲン非加盟国はブルガリア、クロアチア、キプロス、ルーマニア、アイルランド、イギリス、モナコ、サンマリノ、バチカン市国ですが、後者3国は入国審査がないので事実上のシェンゲン加盟国圏です。
ブルガリア、クロアチア、キプロス、ルーマニアに関しては近い将来シェンゲン加盟国になる方針ですので、これらの国へ渡航を予定される場合には最新情報への更新が必要です。
シェンゲン加盟国領域への滞在期間とビザについて
また、シェンゲン加盟国外の国民がビザを免除されて短期滞在が認められる期間としては「あらゆる180日の期間内において最大90日間」という条件となっております。
すなわち、シェンゲン加盟国領内では180日の期間内で最高90日が観光目的の滞在であれば、ビザは不必要です。
しかし、複数のシェンゲン加盟国を訪問して、その滞在期間の総計が90日を超える場合、もしくは,シェンゲン加盟国領域をトランジットで通過する場合の日数もカウントされますので、それらを合わせて90日を超える可能性のある方は,事前に各国の政府観光局、もしくは在日本の各国の大使館に必要な情報を確認しておくべきでしょう。
これ以上長期に滞在する人は、滞在許可証やビザを申請して入手しておく必要があります。
まとめ
繰り返しますが、有効なパスポート、そして、滞在日数に応じたビザを常に携帯しておくことが、あらゆる海外旅行において最も大切なポイントとなりますので、肝に銘じておきたいところです。
これらの有効なパスポート、そして必要に応じてビザを手に入れたら、次のステップ、ヨーロッパへの旅の準備を進めましょう。
次回から、私の好きな国、ハンガリーへの旅行について、その準備から書いていきたいと思います。