この世の中には様々な危険や誘惑がありますが、その中で、最も危険なものとして、乱用薬物と麻薬があります。
文字通り、一回の出来心が人生の破滅を意味します。
今回は、比較的簡単には手に入らない乱用薬物の麻薬の種類と規制についてまとめました。
乱用薬物について
薬物を乱用したら、その結果、人間の精神や肉体が取り返しのつかない事態になります。そしてさらに、社会的生活を営むことが困難になります。
大きく健康をそこない、場合によっては死亡します。
薬物乱用による幻覚、妄想によって反社会的行動にはしり、殺人や放火等の凶悪な犯罪や交通事故を引き起こします。
すなわち、乱用者周囲の人、社会全体に対しても取り返しのつかない被害を及ぼします。
乱用薬物の摂取は世界中で反社会的行為です。
覚せい剤、麻薬等の薬物の使用、所持などは法律により、世界中で厳しく禁止されています。
乱用薬物の麻薬の種類について
麻薬の乱用はつねに社会問題となっています。
ところで、「麻薬」という言葉は、厳密な医学用語ではありません。
一般的には、次の2つの概念で使われる言葉です。
1、覚せい剤、大麻等の依存性のある薬物のすべてを含んだひろい概念を含めます。魔薬という漢字の意味があてはまります。
2、日本の麻薬及び向精神薬取締法にいう「麻薬」。法律上の定義です。
麻薬及び向精神薬取締法にいう「麻薬」を大別すると、次の3つに分類されます。
麻薬の分類
あへんに含まれる成分であるアルカロイド及びそれを原料として科学的に合成される物質です。
モルヒネ・ヘロイン、コデインリン酸塩などが該当します。
これらは薬剤として医療現場で使用されているものもあります。
2、コカアルカロイド系麻薬
コカの葉に含まれる成分であるアルカロイドコカインを指します。コカインが該当します。
コカイン塩酸塩は局所麻酔剤として医薬品登録されています。
3、合成麻薬
科学的に合成される物質です。
LSD、MDMA、PCPなどが該当します
麻薬などの規制について
日本では、、麻薬及び向精神薬取締法、覚せい剤取締法、大麻取締法、あへん法、毒物及び劇物取締法及び薬事法で規制されています。
規制対象となる薬物がそれぞれの法律で定められており、法律上は明確に区別されています。
覚せい剤→ 覚せい剤取締法
大麻→ 大麻取締法
あへん、けし等→ あへん法
シンナー等→ 毒物及び劇物取締法
薬物取締法令のうち麻薬及び向精神薬取締法・大麻取締法・あへん法・覚せい剤取締法を薬物4法と俗にいいます。
まとめ
乱用薬物の種類についてまとめました。人生を破壊させるこれらの薬物の危険性をつねに心にとめましょう。
出典
千葉県警
http://www.police.pref.chiba.jp/shonenka/safe-life_juvenile_delinquency-06_02.html
関連リンク
コカインの問題点と健康への影響、規制と麻薬について