2019年4月1日に日本政府は今年5月1日から平成に代わる元号を令和にすることを決定しました。
どのようなプロセスで新元号は令和となったのでしょうか?
この新元号決定のプロセス、有識者会議メンバーと万葉集の出典、今回の考案者についてまとめました。
新元号は令和
日本政府は、平成31年4月1日、平成の後の新元号は令和となることを発表しました。
その決定までのプロセスを下にまとめました。
何種類かの候補名からこの日、正式に決定して日本政府が発表しました。
新元号の決め方と有識者メンバーについて
今回の新元号はまず、3月14日に複数の専門家に新元号の候補名を委託しました。
そして、4月1日朝に菅氏が横畠裕介内閣法制局長官の意見を聞いて候補名から5つ以上の原案を選びました
午前9時30分に各界の有識者からなる「元号に関する懇談会」が開催され、そこで原案について彼ら、彼女らの意見を集めました。
そのメンバーが4月1日発表されました。
メンバー9人は次の通りでした。(五十音順、敬称略)
上田良一(NHK会長)▽大久保好男(民放連会長)▽鎌田薫(日本私立大学団体連合会会長)▽榊原定征(前経団連会長)▽白石興二郎(日本新聞協会会長)▽寺田逸郎(前最高裁長官)▽林真理子(作家)▽宮崎緑(千葉商科大教授)▽山中伸弥(京都大教授)
午前10時20分ごろから衆院議長公邸で衆参両院の正副議長らに意見聴取の後、全閣僚会議で新元号名が協議され、臨時閣議に移行して新元号を記した政令が決定されました。
そして、11時40分頃の菅内閣官房長官からの発表となりました。
新元号令和の出典について
新元号令和の出典は万葉集と菅氏は説明しました。
梅花の歌三十二首の序文、「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭(らん)は珮(はい)後の香を薫らす」から引用したとの事です。
新元号の考案者は?
毎日新聞の記事によると、新元号選定を巡り、政府が元号の考案を委嘱したのは、中西進・大阪女子大名誉教授(89)=日本文学、石川忠久・元二松学舎大学長(86)=中国文学、池田温(おん)・東京大名誉教授(87)=中国史=らだったとみられる、と報じました。
そして、新元号「令和」の出典が万葉集だったことから、考案者は日本古典を研究してきた中西氏の可能性がある。 と報じました。
この記事の信ぴょう性は不明です。
出典
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/010/116000c
新元号の開始日はいつから?
天皇陛下の退位日が2019年(平成31年)4月30日、そして翌日5月1日に皇太子殿下が新天皇に即位されます。
この2019年5月1日が、新元号が施行される日となります。
まとめ
政府は、新元号を令和にすることを発表しました。
その出典と考案者の情報をまとめました。
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