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令和元年5月1日、新天皇の儀式「剣璽等承継の儀、即位後朝見の儀」予定。三種の神器の歴史と存在場所について

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平成31年4月30日は平成最後の日です。
そして、5月1日0時0分から、令和元年となります。
そして、皇太子殿下が天皇陛下として御即位されます。
令和元年5月1日、新天皇の儀式「剣璽等承継の儀、即位後朝見の儀」予定。三種の神器の歴史と存在場所についてについてまとめました。

5月1日令和元年最初の日天皇陛下御即位

5月1日午前0時、天皇陛下の退位を受けて、皇太子殿下が新しい日本の天皇に即位されます。

5月1日午前には、2つの儀式が行われる予定となっています。

この儀式は、日本の皇位継承を象徴する重要な儀式です。

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令和元年5月1日、新天皇の儀式「剣璽等承継の儀、即位後朝見の儀」

その2つの儀式とは、皇位の証として天皇家に代々継承されてきた三種の神器を引き継ぐ儀式「剣璽等承継の儀」と、新天皇が三権の長ら国民の代表と会い即位後初のおことばを述べられる「即位後朝見の儀」です。
日本人として、古代から伝わる三種の神器について気になりますね。
それについてまとめました。

三種の神器の歴史と存在場所について

三種の神器の歴史について

三種の神器とは、古事記や日本書紀に記された日本神話に由来する「鏡・剣・勾玉(璽)」の3つの宝物であり、皇位の証とされています。

天照大神の孫、瓊瓊杵尊が、神々の住む「高天原」から地上に降りてきた際に「三つの神器」が授けられ、それが瓊瓊杵尊の子孫であるとされる天皇家に代々伝わっているとされています。

三種の神器は皇位の証、すなわち、権力の象徴でもありました。
そのため、日本の歴史において今まで、激しい三種の神器の争奪戦がありました。

その1つとして名高いのが、源氏と平氏の争い、源平合戦です。

源平最後の合戦となった、下関の壇ノ浦の戦いで、敗れた平家側は、清盛の妻らが、幼い安徳天皇、そして三種の神器とを抱いて海に入水自殺しました。

その際、源氏側によって鏡と勾玉は海からすくいあげられられましたが、草薙剣は見つからず失われました。
そして、後に、別の剣を新たに草薙剣の形代としたとされています。

また室町時代初期の南北朝時代にも、この三種の神器をめぐる争いがありました。
この際、南朝が北朝に偽物の神器を渡してしまい、お互いが神器の保有を主張したとされています。
このように、三種の神器が歴史において、日本国の権力の象徴でした。

三種の神器について

三種の神器の鏡は「八咫鏡(やたのかがみ)」と呼ばれます。
天皇家の祖先、そして太陽の女神と伝えられる「天照大神」が天岩戸にお隠れになってしまい、世界中が闇に包まれてしまった際に、天照大神を誘い出すために、この八咫鏡が使われたとされています。

剣は「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれ、天照大神の弟の素戔嗚尊が、頭が8つある大蛇のような怪物「ヤマタノオロチ」を退治した際、その尾から出てきたなどと伝承されています。

この剣は当初「天叢雲剣」と呼ばれていましたが、後にこの剣を手にした英雄、日本武尊が今の静岡県焼津の野で火攻めにあって、危うく焼き殺されそうになった際に、剣で周囲の草を薙ぎ、難を逃れた、ため、草薙剣と命名されたという伝承が残っています。

勾玉は装身具で、「八尺瓊勾玉」と呼ばれます。
八咫鏡と同じく、岩戸から天照大神に出てきてもらう時に使用されたとされています。

三種の神器の存在場所について

三種の神器のうち、八咫鏡は三重県の伊勢神宮にあります。
また、草薙剣は愛知県の熱田神宮にあります、
そして、八尺瓊勾玉は、皇居・御所の天皇陛下の寝室のとなりにあるという「剣璽の間」にあるとされています。

その剣璽の間には、草薙剣の形代(これは複製品ですが、霊のこもった分身とされています)があります。
そして、皇居の祭祀の中心である宮中三殿の「賢所」には八咫鏡の形代も祀られています。

すなわち、東京千代田区の皇居には、これらの2つの形代を含めれば、三つの神器がそろっていることになります。

この三種の神器は、当の天皇でさえ見てはならないものである、と代々されています。

実物がどのようなものかは、現在情報がありません。

まとめ

5月1日から日本は新しい天皇が即位されます。
令和元年5月1日、新天皇の儀式「剣璽等承継の儀、即位後朝見の儀」予定。三種の神器の歴史と存在場所についてまとめました。

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