2018年のロシアでのワールドカップに出場する全32カ国が決まりました。そして、4つのポット分けも確定しました。
強豪の中でどれだけ日本が戦えるのか、今から楽しみですね。
ここで、ロシアワールドカップ2018出場国のポット分けの方法と意味、日本にとって望ましい対戦相手についてをまとめました。
ロシアワールドカップ2018出場国のポット分けの方法
ポットの振り分けは10月16日付のFIFAのランキング順に32チームを上から順に8チームづつの4ポットに分け、その1~4ポットから一ヶ国ずつ抽選していき、各グループの組み合わせを選びます。これが原則ですが、出場国のロシアが無条件でポット1なので、若干ズレが生じます、
ロシアワールドカップ2018のポット分けの意味
ワールドカップでは32チームが8グループに分かれて、まずグループ予選を戦いますが、各グループのチームの組み合わせがなるべく均等になるように予め介入しておかないと、例えば同じグループに世界の強豪が4チーム入ったりするようなことが起こる可能性があります。
このような事態を避けるために、予め、ランキングによって4つのポットに分けて、そこから1チームづつ選びます。これによって、極端で不公平とも言えるグループが出来ることが避けられます。
今回は、ポット1に強豪とは言えないロシアが入って、強豪スペインがポット2に回ったことで、スペインが入るいわゆる死のグループが出来る可能性があります。
ただし、スペインとロシアが同じ組の場合はランキング1−8位が同じグループにならないため、ランキング上の強豪2チームが入るグループはできません。
ロシアワールドカップ2018出場国のポット分け
【ポット1】
ロシア(開催国) /65位/2大会連続11回目
ドイツ/FIFAランキング1位/17大会連続19回目・
優勝4回 (1954,1974,1900,2004年)準優勝4回
ブラジル/2位/21大会連続21回目・
優勝5回(1958,1962,1970,1994,2002年)準優勝2回
ポルトガル/3位/5大会連続7回目
アルゼンチン/4位/12大会連続17回目・
優勝2回(1978,1986年)準優勝2回
ベルギー/5位/2大会連続13回目
ポーランド/6位/3大会ぶり8回目
フランス/7位/6大会連続15回目 ・
優勝1回(1998年) 準優勝1回
FIFAランキング8位のスペインが、ロシアが入ったことによってポット2に移動することになりました。
ポット1にはロシア以外は当然ながら強豪揃いです。
ヨーロッパ6チームと南米から2チームです。
【ポット2】
スペイン/8位/11大会連続15回目・
優勝1回(2010年)
ペルー/10位/9大会ぶり5回目
スイス/11位/4大会連続11回目
イングランド/12位/6大会連続15回目
優勝1回(1966年)
コロンビア/13位/2大会連続6回目
メキシコ/16位/7大会連続16回目
ウルグアイ/17位/3大会連続13回目
優勝2回(1930,1950年)
クロアチア/18位/2大会連続5回目
このポットではスペイン以外は世界の準強豪といったところです。
ヨーロッパが4チーム、南米が3チーム、北中米カリブ海が1チームです。
【ポット3】
デンマーク/19位/2大会ぶり5回目
アイスランド/21位/初出場
コスタリカ/22位/2大会連続5回目
スウェーデン/25位/3大会ぶり12回目
チュニジア/28位/3大会ぶり5回目
エジプト/30位/7大会ぶり3回目
セネガル/32位/4大会ぶり2回目
イラン/34位/2大会連続5回目
このポット3はFIFA世界ランキング21位から34位の間のチームで、日本にとっては負けるわけにはいかないポットです。
ヨーロッパから2チーム、アフリカから3チーム、アジアから1チーム、そして北中米カリブから1チームです。
【ポット4】
セルビア/38位/2大会ぶり12回目
ナイジェリア/41位/3大会連続6回目
オーストラリア/43位/4大会連続5回目
日本/44位/6大会連続6回目
モロッコ/48位/5大会ぶり5回目
パナマ/49位/初出場
韓国/62位/9大会連続10回目
サウジアラビア/63位/3大会ぶり5回目
FIFAランキング38から63位のポット4には日本が入っております。
そして、日本より下のランキングは3チームしかありません。そう、日本の位置付けは今回では32チーム中28位という状況です。
このポットにはアジアから4チーム、アフリカから2チーム、ヨーロッパと北中米カリブから1チームづつです。
日本の対戦相手が決まりました!
そちらの記事も合わせて読んでみよう。
↓ ↓ ↓
2018FIFAワールドカップロシアのグループリーグの組み合わせと日本の対戦相手について。韓国のグループも紹介
ロシアワールドカップ2018日本にとって望ましい対戦相手について
ポット1で日本に取って勝てるかもしれない、もしくは負けないかもしれない、というチームを強いてあげると
1、ロシア
2、ポーランド
3、なし
といったところです。この2チームが当たれば、日本は予選突破の可能性がぐっと上がります。
ポット2はまだ勝てる、もしくは負けない可能性はポット1の強豪よりはあります。
1、ペルー
2、クロアチア
3、なし
この2チーム以外は日本に取ってはほぼノーチャンスでしょう。特に南米チームコロンビアとウルグアイ、そしてメキシコには苦戦しそうです。
ポット3のチームには「絶対負けられない戦い」となります
1、 イラン
2、 チュニジア
3、 アイスランド
4、 コスタリカ
5、 エジプト
すなわち、デンマークとスウェーデン以外と当たると、1勝は出来るかもと言いう期待ができます。
ただ、せっかくなので勝敗関係なく日本と強豪との試合が見たいという人はまた別のシナリオが浮かぶでしょう。
まとめ
ワールドカップロシア2018の参加国32チームが出そろい、ポット分けが決定しました。このポット分けの方法と意味、今大会のポット分けをまとめました。日本はポット4で、強豪3チームとの対戦が待っています。その中でも、予選通過の可能性がある対戦チームをポット別にまとめました。