日本のフェルメールファンに朗報です。
フェルメール展が開催されることが発表されました。
今から彼の絵を生で鑑賞するのは非常に楽しみですね。
そのフェルメール展日本2018開催での展示作品と開催日時場所、そして有名な絵の所蔵博物館をまとめました。
フェルメール展日本で来年2018年開催決定
17世紀のオランダを代表する画家、ヨハネス・フェルメールの展覧会「フェルメール展」に関する発表がされました。
同展では日本初公開を含む8点のフェルメール作品が展示されることが明らかになりました。
これは、2008年に東京都美術館で開催され、93万人が来場した「フェルメール展」の7点を超える日本では過去最大の展示数となります。
本展では、フェルメールの他にオランダ画家、ハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンなどの作品約40点も展示予定となっております。
日本での高い人気を誇るフェルメール展なので、大変な混雑が予想されますが、新たに日時指定入場制を採用し、待ち時間の軽減を図ります。
フェルメール展に展示される作品について
8作品の展示が予定されていますが、今回明らかにされたのは
「牛乳を注ぐ女」(1658〜60年)オランダ、アムステルダムのアムステルダム国立美術館
「マルタとマリアの家のキリスト」(1654〜56年)イギリス、エディンバラのスコットランド国立美術館
「手紙を書く婦人と召使い」(1670〜71年頃)アイルランド、ダブリンの
アイルランド国立美術館
「ぶどう酒のグラス(紳士とワインを飲む女)」(1661〜62年頃)ドイツ、ベルリンのベルリン国立美術館
の4点です。
このうち、「ぶどう酒のグラス」は日本初公開とります。
展示作品の追加発表は18年4月予定です。
フェルメール展、東京での開催日時と場所について
2018年10月5日から19年2月3日まで東京・上野の森美術館で開催されます。
住所:東京都台東区上野公園1-2
開館時間、休館日、料金などは18年4月に発表予定となっております。
フェルメール展、大阪での開催日時と場所について
2019年2月16日から5月12日まで大阪市立美術館にて開催されます。
住所:大阪市天王寺区茶臼山町1-82
開館時間、休館日、料金などは後日発表です。
なお、大阪展では、大阪でしか展示されないフェルメール作品の出品も予定されているとのことです。
フェルメールの有名な絵の所蔵博物館について
現存する絵画で、彼の作品と広く認められているのはわずか35作とされています。
この中でも有名な絵と所蔵博物館美術館は以下の通りです。
「真珠の耳飾りの少女」(1665〜66年)オランダ、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館
「牛乳を注ぐ女」(1658〜60年)オランダ、アムステルダムのアムステルダム国立美術館
「絵画芸術」(1666年頃)オーストリア、ウィーンの美術史美術館
「デルフトの眺望」(1660〜61年)オランダ、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館
「水差しを持つ女」(1660〜62年)アメリカ、ニューヨークのメトロポリタン美術館
「天秤を持つ女」(1662〜63年頃)アメリカ、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アート
「音楽の稽古」(1662〜65年頃)イギリス、ロンドンのセント・ジェームズ宮殿 ロイヤル・コレクション
「恋文」(1669〜70年)オランダ、アムステルダムのアムステルダム国立美術館
「手紙を書く女」(1665年頃)アメリカ、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アート
「レースを編む女」(1669〜70年頃)フランス、パリのルーヴル美術館
「青衣の女」(1663〜64年頃)オランダ、アムステルダムのアムステルダム国立美術館
まとめ
17世紀のオランダを代表する画家、フェルメールの作品8点が展示されるフェルメール展が来年10月から東京と大阪で開催されます。8点のうち、確定している4点が発表されました。また、フェルメールの現存する35作品のうち、有名な作品の所蔵美術館をまとめました。
来年が待ち遠しいですね。
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