2017年も終わり、新しい一年が始まろうとしております。
ところで、日本の経済2017はどうだったのでしょうか?
そこで、今年の日本経済の指標、株式市場などをまとめました。
日本の経済2017は好調
日本の経済2017は好調であったと結論していいと思われます。それは、こらからあげる日本の経済のあらゆる指標からもはっきりしております。
現在の好況は、2012年からの安倍第二次政権のアベノミクスの効果と、現在の世界の経済状況の好況さも関係あると言えるでしょう。
何はともあれ、経済が日本の活力の源であり、非常に喜ばしいことだと言えますね。
今年の日本経済の指標について
今年の日本経済の指標について、主要なものをまとめました。
GDP(国内総生産)
7〜9月期の国内総生産(GDP)改定値は実質で前期比0.6%増、年率換算では前期比2.5%増。
日本の企業部門が好調で、設備投資と輸出が伸びた。
実質成長率 前期比2.5%
2017年7月-9月
短観・法人企業統計
12月の全国企業短期経済観測調査(短観)は企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でプラス25。
この値は5期連続で改善した。世界的な景気拡大に伴い、日本の輸出も好調だった。
業況判断(大企業製造業)25
2017年12月
景気動向指数
10月の景気の現状を示す一致指数(改定値)は前月より0.2ポイント上がり116.4。
この値は2カ月ぶりに上昇した。雇用や企業の好調な生産活動が指数を押し上げた。
一致指数 116.4
2017年10月
消費
11月の実質消費支出は前年同月比1.7%増。
冷蔵庫や洗濯機など家庭用耐久財への支出が増加。
実質消費支出 前年比1.7%
2017年11月
労働
雇用指標は今年は非常に堅調であった。11月の完全失業率は前月から0.1ポイント下がり、2.7%。
有効求人倍率は1.56倍と1974年1月(1.64倍)以来43年10カ月ぶりの高水準。
完全失業率 2.7%
2017年11月
貿易
11月の輸出額は前年同月比16.2%増の6兆9204億円。
中国向けの半導体製造装置が好調だった。対中輸出は単月として過去最高を記録。
輸出額 6兆9210億円
2017年11月
国際収支
10月の経常収支は前年同月比40.7%増の2兆1764億円の黒字。
日本企業が海外子会社から受け取る配当金が増えた。
訪日客の消費が旺盛で、旅行収支の黒字額が10月としては過去最高。
経常収支 2兆1764億円
2017年10月
これらのデータはこちらのサイトを参照としました。
https://vdata.nikkei.com/economicdashboard/macro/
今年の日本株式市場について
今年の日本株式市場は好況でした。
日経平均株価は10月に過去最長となる16日連続上昇を記録しました。
そして2017年12月29日は2万2764.94円で今年最後の取引を終えました。この数値は、年末終値として26年ぶりの高値を更新しました。
年間では3650円高となり、これで6年連続の上昇です。
この上昇の長さは、1989年に次ぐ今までで2番目の上昇の長さです。
日本の企業の好調な業績を背景として、日本株は積極に買い進められました。
日経平均の年間上昇幅を見ても、上昇率は19%となりました。
今年一年の流れでは、9月の安倍首相による衆議院解散、10月の総選挙の流れが大きな影響を与えました。
この選挙によって政権基盤がさらに安定するという期待が入って、海外投資家の資金が大きく流入して、10月2日から24日にかけて、株式市場では史上最長の16連続連騰となりました。
そして、11月7日には、1969年6月、バブル崩壊後の高値を超えて、さらにアメリカのトランプ大統領の減税法案も功を奏して、さらに刺激となり、12月25日には2万2939円の年初来高値となりました。
世界情勢は相変わらずの不安定さがあり、安定通貨としての円の価値が今年は上がり、昨年の末から見ると4円ほど円高ドル安となったものの、そのマイナス要因を上回る株高となりました。
その理由としては、好調な日本の企業業績が挙げられます。
上場企業の18年3月期の純利益が1割程度増えて過去最高を更新することとなりそうです。
まとめ
日本の経済2017は好調でした。それはあらゆる経済指標が良好なことからもわかります。
さらに、今年の日本の株式市場は記録づくめの好況さでした。
来年2018年もこの勢いが続くことを日本人としては切に望んでおります。