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ノーベル賞について

ICANベアトリス・フィン事務局長の経歴について、核兵器廃絶国際キャンペーンとノーベル賞受賞についても説明

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2017年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)事務局長のベアトリス・フィン氏がこの1月に日本に初めて訪問しております。

1月16日、衆院第1議員会館で、国会議員との討論集会に参加したり、その後被爆地を訪れたりと精力的に活動しています。

そこで、Icanのフィン事務局長の経歴について、そしてその団体「核兵器廃絶国際キャンペーン」と「核兵器禁止条約」、そしてノーベル平和賞受賞についてまとめました。

ICANベアトリス・フィン事務局長の経歴について

ベアトリス・フィン氏(1982年11月2日 – )
スウェーデンのヨーテボリ生まれのスウェーデン人女性です。

ストックホルム大学で国際関係を専攻して、その後、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで国際法の修士号を取得しました。

2009年にジュネーブの非政府組織(NGO)婦人国際平和自由連盟にてインターンシップに参加。2010年、前述の婦人国際平和自由連盟にて働きはじめました。彼女の担当は軍縮の問題でした。

2014年、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に移籍し、事務局長を務めています。

今年の1月12日に日本に初めて訪れました。
核兵器禁止条約の実現に貢献した団体の事務局長が日本に今まで来たことがない、というのも驚きですね。

出展は
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベアトリス・フィン

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核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)についての説明

ICANは2007年設立のNGO で本部はジュネーブです。昨年7月、戦後72年目にして初めて核兵器の使用などを法的に禁じ、国連で122カ国の賛成多数で採択された「核兵器禁止条約」の実現に貢献しました。それを受けてノーベル平和賞も受賞しました。

受賞理由は、核兵器の使用による、人類への壊滅的な結果に注目を集めさせることができた、また、その廃絶のための条約締結を達成したことへのこの団体の画期的な努力に対して与えられました。

しかしながら、この核兵器禁止条約には核保有国など多くの国が批准しておらず、実効性はありません。さらに、現在進行形の北朝鮮の核兵器開発に対しても何ら効果がない、というのが現状です。

Icanの貢献した核兵器禁止条約の参加国とは

国連本部の国連会議で2017年7月7日、核兵器禁止条約が122カ国の賛成で採択されました。

これは、国連加盟国(現在193カ国)の3分の2近くに及び、東南アジアや中東、中南米、アフリカ地域が中心となっております。
 
現実的には、アメリカもロシアも中国もフランスもイギリスなどの核保有国は参加しておりません。

そして欧州では、北大西洋条約機構(NATO)に加盟するほとんどの国が会議事態に参加しておりません。

さらに、唯一参加したオランダは条約に反対しました。

しかしながら、NATO非加盟のスイスとスウェーデンを含めた弱小の数カ国が賛成しました。

約40カ国にのぼる核保有国やその軍事同盟諸国の政府は同会議に参加していないだけにとどまらず、場外からの批判をしていました。

条約への各国の対応
 賛成 122カ国 (アルファベット順)
 【アジア】 バングラデシュ ブータン ブルネイ カンボジア インドネシア カザフスタン ラオス マレーシア モンゴル ミャンマー ネパール フィリピン スリランカ タイ ベトナム 東ティモール

 【太平洋】 フィジー キリバス マーシャル諸島 ニュージーランド パラオ パプアニューギニア サモア ソロモン諸島 トンガ バヌアツ

 【中東】 アフガニスタン アゼルバイジャン バーレーン イラン イラク ヨルダン クウェート レバノン オマーン カタール サウジアラビア アラブ首長国連邦 イエメン パレスチナ

 【中米・カリブ海】 アンティグア・バーブーダ バハマ ベリーズ コスタリカ キューバ ドミニカ共和国 エルサルバドル グレナダ グアテマラ ハイチ ホンジュラス ジャマイカ メキシコ セントクリストファー・ネビス セントルシア セントビンセント・グレナディーン トリニダード・トバゴ パナマ

 【アフリカ】 アルジェリア アンゴラ ベナン ボツワナ ブルキナファソ ブルンジ カボベルデ チャド コンゴ共和国 コートジボワール コンゴ民主共和国 ジブチ エジプト 赤道ギニア エリトリア エチオピア ガボン ガンビア ガーナ ギニアビサウ ケニア レソト リベリア マダガスカル マラウイ モーリタニア モーリシャス モロッコ モザンビーク ナミビア ナイジェリア サントメ・プリンシペ セーシェル シエラレオネ 南アフリカ共和国 スーダン トーゴ チュニジア ウガンダ タンザニア セネガル ジンバブエ
 
 【南米】 アルゼンチン ブラジル チリ コロンビア エクアドル ガイアナ パラグアイ ペルー スリナム ウルグアイ ベネズエラ ボリビア

 【欧州】 オーストリア キプロス バチカン アイルランド リヒテンシュタイン マルタ サンマリノ スウェーデン スイス モルドバ

 反対 1カ国 オランダ
 棄権 1カ国 シンガポール

出展
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-24/2017072404_01_1.html

まとめ

昨年のノーベル賞を受賞したICANのフィン事務局長、そしてその団体、核兵器廃絶国際キャンペーンとノーベル賞受賞についてまとめました。
しかしながら、現実的には、彼らの受賞理由核兵器禁止条約には核保有国など多くの国が批准しておらず、実効性はありません。さらに、現在進行形の北朝鮮の核兵器開発に対しても何ら効果がない、というのが現状です。

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