2019年の5月1日に、皇太子殿下が日本国の天皇に即位されます。
そして、大嘗祭がその年に行われることは決定しております。
そこで、大嘗祭2019年の儀式内容と日程と場所についてまとめました。
大嘗祭2019年の儀式について
大嘗祭(だいじょうさい)とは、天皇が即位の礼の後、初めて行う新嘗祭を指します。
即位後初めての新嘗祭を一世一度行われる祭として、大規模に執り行うのが日本の慣わしとなっています。
新嘗祭とは
新嘗祭(にいなめさい、にいなめのまつり、しんじょうさい)とは、宮中祭祀のひとつです。これは大祭(宮中祭祀のうち天皇が親祭するもの)です。
新嘗祭はいわゆる収穫祭にあたり、通常は11月23日に、天皇が五穀の新穀を天神地祇に勧め、また、自らもこれを食べ、その年の収穫に感謝する儀式です。
大嘗祭2019年の日程について
今上天皇では、平成2年(1990年)11月12日に即位の礼が、11月22日から23日に大嘗祭が行われました。
来年の皇太子殿下の天皇即位は5月1日と決定しております。
そして、宮内庁の山本信一郎長官によると、11月30日の天皇陛下の退位と新天皇即位に伴う式典準備委員会の場において、来年2019年の皇太子さまの即位に合わせて行う皇室行事の大嘗祭をは、2019年11月14日から15日にかけて挙行することが望ましい、と説明しました。
主要儀式の「大嘗宮の儀」が行われるのは、1月14日夕から翌15日未明にかけてです。
大嘗祭2019年の場所と費用について
2019秋大嘗宮一般参観及び皇居乾通り一般公開
大嘗祭2019年が行われる場所ですが、現在のところ公表されていません。平成2年11月に今上天皇の大嘗祭が行われた際、皇居東御苑に大嘗宮が建設されました。
大嘗宮とは、大嘗祭を行うために新設される古様の宮殿をさします。柴垣で囲み、悠紀殿 ・主基殿 ・廻立殿 などを建てるとのことです。
この、儀式の舞台となる「大嘗宮」は大嘗祭のためだけに新設されるものであり、儀式後は撤去されます。
2019年も同じ、皇居東御苑に大嘗宮が新築されて開催されるのではないでしょうか。
場所は、大嘗宮の建設場所は、皇居・東御苑の旧江戸城本丸跡にある約90メートル四方の敷地です。今年7月の着工以降、天皇陛下が主要儀式を行われる悠紀殿と主基殿、儀式前の準備に使う廻立殿の主要三殿、そして大小30余りの建物が次々に建てられました。
工事期間中も東御苑は入園可能で、誰でも作業の様子を見学できます。
平成の大嘗宮設営関係費には約14億5千万円が計上されました。
2019年の大嘗祭2019年の費用は公表されていませんが、皇位継承の関連費用として計166億円、大嘗祭については準備や関連儀式の費用も含め、2019年度には18億6600万円が充てられ、他年度の必要経費も含めた全体の想定額は、27億1900万円に上るとのことです。これでも経費削減の努力は図られたとのことです。
出典
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c06107/
まとめ
大嘗祭2019年の儀式と日程場所、費用についてまとめました。いずれもまだ確定しておらず、今後公開される情報でアップデートします。