2019年の5月1日に、皇太子殿下が日本国の天皇に即位されました。
そして、大嘗祭が今年に行われることはすでに決定しております。
そこで、大嘗祭2019年の日程場所費用、休日になる?10月22日の即位礼正殿の儀とパレード延期についてまとめました。
大嘗祭2019年の儀式について
大嘗祭(だいじょうさい)とは、天皇が即位の礼の後、初めて行う新嘗祭です。
そして、この即位後初めての新嘗祭は、一世一度に行われる大切なお祭として、大規模に執り行うのがこれまでの日本の慣わしとなっています。
新嘗祭について
新嘗祭(にいなめさい、にいなめのまつり、しんじょうさい)とは、宮中祭祀のひとつです。
そして、大祭(宮中祭祀のうち天皇が親祭するもの)の一つです。
新嘗祭は内容的には秋の収穫を祝う収穫祭にあたります。
通常は11月23日に行われますが、天皇が五穀の新穀を天神地祇に勧め、また、自らもこれを食べ、その年の収穫に感謝する儀式として定着しております。
大嘗祭2019年の日程について
宮内庁から2019秋>大嘗宮一般参観及び皇居乾通り一般公開の情報が公開されました。
こちらにまとめました。
大嘗宮一般参観及び皇居乾通り一般公開2019令和元年秋開催決定!混雑と待ち時間
今上天皇では、平成2年(1990年)11月12日に即位の礼が、11月22日から23日に大嘗祭が行われました。
2019年5月1日、新しい天皇陛下が御即位されました。
宮内庁によると、昨年の11月の天皇陛下の退位と新天皇即位に伴う式典準備委員会の場において、2019年の大嘗祭は、2019年11月14日から15日にかけて挙行することが望ましい、と説明しました。
そして、先日、大嘗祭日程報告 伊勢神宮で奉幣というニュースが流れました。
天皇陛下の代理が5月10日、伊勢神宮などを訪れ、秋に行われる「即位礼正殿せいでんの儀」と「大嘗祭だいじょうさい」の日程を報告する儀式「奉幣ほうへい」が行われました。黒い衣冠姿の天皇陛下の代理の者が、上皇ご夫妻の長女で神宮祭主の黒田清子さんや神職らとともに、「即位礼正殿の儀」を10月22日に、「大嘗宮の儀」を11月14、15日に行うという趣旨の御祭文を読み上げました。
ここで日程が確定しました。
大嘗祭2019年の場所費用について
平成2年11月に現在の上皇陛下の大嘗祭が行われた際、皇居東御苑に大嘗宮が建設されました。
大嘗宮とは、大嘗祭を行うために新設される古様の宮殿をさします。柴垣で囲み、悠紀殿 ・主基殿 ・廻立殿 などを建てられるのが習わしです。
この、儀式の舞台となる「大嘗宮」は大嘗祭のためだけに新設されるものであり、儀式後は撤去されます。
2019年も前回と同じ、皇居東御苑に大嘗宮が新築されて開催されると推測されています。
場所は、大嘗宮の建設場所は、皇居・東御苑の旧江戸城本丸跡にある約90メートル四方の敷地です。今年7月の着工以降、天皇陛下が主要儀式を行われる悠紀殿と主基殿、儀式前の準備に使う廻立殿の主要三殿、そして大小30余りの建物が次々に建てられました。
工事期間中も東御苑は入園可能で、誰でも作業の様子を見学できます。
平成の大嘗宮設営関係費には約14億5千万円が計上されました。今回の費用に関しては、宮内庁は昨年12月、皇太子さまの新天皇即位に伴う皇室行事「大嘗祭」の費用が27億1900万円と、前回より4億7000万円増加すると発表しております。
これに関しては、大嘗宮の規模を縮小するなど経費を節減したものの、人件費や材料費が大幅に上昇したことが理由との説明がなされました。
大嘗祭2019年は祝日休日になる?
大嘗祭2019年の日程場所費用、祝日休日になるかどうか、に関しては、正式な発表はされていません。
そもそも、以前は新嘗祭で祝日であったものが、GHQにより勤労感謝の日となっており、今回の大嘗祭が祝日休日になる可能性は現在のところ低いと思われます。
10月22日の即位礼正殿の儀について
昨年の12月に成立した法改正により、新天皇即位を公に示す、即位礼正殿の儀、を行う10月22日が2019年に限り祝日と制定されました。
この日は天皇皇后両陛下のパレードが行われる予定となっております。
楽しみですね。
天皇陛下即位パレード2019の日程時間、荷物検査について
天皇陛下の即位に伴い、10月22日に予定されていた祝賀パレード「祝賀御列の儀」について、日本政府は台風19号の被災地への対応に万全を期すために、当面、延期する方向で調整に入りました。
まとめ
大嘗祭2019年の儀式と日程場所、費用について、祝日祭日になるかどうか、10月22日の即位礼正殿の儀についてまとめました。