最近の技術革新について、わからない概念がネットで出て来ることがあります。
是非、理解してから情報に触れたいところです。
例えば、AIとシンギュラリティとは何か?について、不明な点が多いです。
そこで、AIとシンギュラリティについてまとめました。
AIとは何か?
AIととは何を指しているのでしょうか?
AIとは: artificial intelligence,人工知能、を指します。
知能とは、人間であれば、大脳が司るものです。それを非人間の存在が持つ、という状況にこの時代はなってきました。
しかしながら、その用語が用いられてきた歴史があります。
人工知能( AI)という用語が最初に造られたのは1956年のことです。当時の研究から最初の20年では、記号処理、そして問題解決がまず研究されました。当初から、人間の大脳の機能を模倣した、ニューラルネットワークが主に研究されました。
続いて、米国国務省がこの研究に参加して、人間の基本的な論理的思考や、与えられた情報からの推論、といった大脳の機能を模倣できるようにコンピューターを「教育」する研究、すなわち、機械学習の研究が盛んになりました。
こうした初期研究の時代から、今日のコンピューターに応用されている、自動化や形式推論へと発展がなされています。
現在において、コンピューターが人間の能力を補完・強化して、意思決定を支援するシステム、そして、やスマート検索システム(入力した文章やデータの方で調べたい用語があるとき、入力し直すことなく自動検索できる機能、office2016) などへと発展しています。
最近ますます、処理されるデータ量が増大し、さらにアルゴリズムが高度化されてきています。
これには、コンピューター自体の性能とストレージ技術の発展などともパラレルとなっております。
シンギュラリティとは何か?
シンギュラリティとは、技術的特異点という日本語で翻訳されています。
これが意味するものは、上記のように人工知能の発展が加速され、ある段階で、人間の知性を超えてしまう点を指します。
この技術的特異点を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるとされています。
AIの発展と2045年問題は?
すなわち、AIの発展のさきに、人間と人工知能の能力が逆転するシンギュラリティが訪れます。
レイ・カーツワイル博士は、著書『The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology』中で、2045年にその特異点を迎えると予言しています。
これを、2045年問題と名付けられています。
シンギュラリティの2045年問題
現在のAIの発展のいく先は、指数関数的に人工知能が進化し、2045年には人類が予測できない域に達する、という説が2045年問題です。
その状況下では、永続的な人工知能の進化によって、人工知能が自らを改良、アップグレードし続け、人工知能が人工知能を生み出すことを可能とされます。
そして、このことは、事実上、人工知能の開発が人類最後の発明となる、ということになります。
文字通り、S F の世界が訪れようとしているわけです。
具体的な問題はまた改めて指摘します。
まとめ
AIとシンギュラリティとは何か?今後の発展と2045年問題は?についてまとめました。
1950年代からの人工知能研究の先に訪れるシンギュラリティーが2045年問題です。