新しい年を迎えました。
日本の政治状況ですが、今年は参議院選挙の年。そして、衆参同日選挙も噂されています。
NHKの2019年1月の世論調査、最新の内閣と政党支持率が発表されましたので、その推移についてまとめました。
また、世論調査方法RDDについてまとめました。
NHKの世論調査2019年1月、安倍内閣支持率上昇
NHKは、2019年1月12日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象に、世論調査を行いました。
このNHKの1月最新世論調査によりますと、、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より2ポイント上がって43%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は先月より3ポイント下がって35%でした。
支持率引く不支持率は8%でこれは先月の3ポイントから5ポイント増えております。
これが新年の日本の世論、内閣支持率です。
出典 http://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/
NHKの世論調査2019年1月、政党支持率の変化と立憲民主党の没落
NHKの世論調査によると、各党の支持率は以下の通りでした。
NHK世論調査 政党支持率
政党名 政党支持率(%)
自民党 35.2
立憲民主党 6.0
国民民主党 1.0
公明党 5.5
共産党 2.7
日本維新の会 0.8
自由党 0.2
希望の党 0.0
社民党 0.2
その他の政治団体 0.0
支持なし 42.5
わからない、無回答 5.9
ちなみに2018年12月の政党支持率は以下の通りです。
政党名 政党支持率(%)
自民党 34.5
立憲民主党 7.6
国民民主党 0.9
公明党 3.6
共産党 3.0
日本維新の会 0.6
自由党 0.2
希望の党 0.2
社民党 0.4
その他の政治団体 0.3
支持なし 41.1
わからない、無回答 7.6
この結果では、支持政党では自民党が支持率を上げました。
立憲民主党は1.6%減です。しかし見ても分かる通り、10%の支持もない政党が野党第一党というのが現在の日本の野党の支持率です。
せっかく国会でアピールするチャンスを全く活かしてない、というのが今の野党の惨状です。
NHKの世論調査2019年1月、調査方法RDD
NHKの行った方法は、全国の18歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法です。
この方式は「RDD-ランダム・デジット・ダイヤリング(Random Digit Dialing)」の略です。
まず、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて番号を作ります。それを電話番号として、その番号に電話をかけて調査する方法です。
この方式だと、電話帳に番号を掲載していない人からも調査のデータが得られます。
調査の対象となったのは2166人で、56%にあたる1206人から回答を得ました。
この調査ならばいつものことですが、インターネットでの調査の方が信用性が高いのでは?という非難があります。
現在、マスコミが報じる内閣支持率とインターネットでの支持率に大きな差があり、どちらが意味があるか、ということが議論されています。
読売新聞の最新世論調査の内閣政党支持率2018年4月は?若年層の安倍離れとは? ツイッターでの支持率は?
まとめ
NHKによる、2019年1月の世論調査の結果が発表されました。安倍内閣の支持率は上昇、自民党支持率も上昇、立憲民主党の支持率は低下しています。
これが2019年始めの世論の内閣、政党支持率の現実です。
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