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神社と寺の参拝作法の違いは?出雲大社と初詣の心構えについて

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初詣どこに行こうか考えている人も多いと思います。
そもそも、神社かお寺か考えている人もいるでしょう。

実際は、どちらでもいいんです。しかし作法に違いがあります。

そこで、神社とお寺の参拝作法の違いについてまとめました。また、例外的な出雲大社の作法も付け加えました。そして、初詣の心構えもまとめました。

神社と寺の参拝作法の違いについて

神社とお寺の参拝の一番の違いは、神社では拍子を打ちますが、お寺では打たない、ということが挙げられます。
それ以外にも幾つかありますので、それらをまとめました。

神社参拝の作法について

参拝までの作法について

参拝までの作法ですが、まず、鳥居をくぐるとき、軽くお辞儀(小揖しょうゆうと言って15度程度会釈します)をして鳥居をくぐります。

そして、水が出ているところ、手水舎(てみずや)で手と口を清めます。

これは、一番簡単な体を清める行為、禊(みそぎ)になります。

まず、右手で柄杓の柄を持ち、左手をすすぎます。
続いて、柄杓の柄を左手に持ち替えて、右手をすすぎます。

そして再度、柄を右手に持ち替えて、左手の指同士をくっつけて、水が注げるお碗のような形をにします。そこに、柄杓の水を注ぎ、その水を口にもってきて、口をすすぎます。

この時、注意としては、一杯の水で最後までおこなうことなので、全部を使い切らないこと、この口に含んだ水を飲んでしまわないことです。さらに、柄杓に直接自分の口を付けて水を口にはこばない事です。

このあと、残った水を柄のほうにこぼして柄をきれいにします。そして柄杓をもとにあった場所にもどします。

最後に手持ちのハンカチで手を拭いてください。

神社の参拝の作法について

そして、神社の参拝の作法をご紹介します。

まず神前の少し手前に立ち、軽くお辞儀をします。(小揖15度)、次に少し進んで神前に立ち、続いて深いお辞儀をします。(深揖45度)

この後で鈴を2,3回鳴らし、お賽銭を納めます。

ここから、一言でいうと、二拝二拍子一拝、というが神社での作法に入ります。
   
まず、2回深くお辞儀(二拝90度)をします。これは、直立した姿勢から連続動作でゆっくり深いお辞儀を2回繰り返してください。 

この時の手の動きですが、手は指をつけたまま太腿から膝、膝から腿へと、上体の傾きにあわせ、自然にずらしてください、

二拝の後、直立の姿勢にもどり、両手は5本の指を付けたまま、胸の高さで合掌、てのひらをあわせ、右手のひらを左手のひらより約1関節下にずらします。

次に、両手を肩幅に開き、ポン、ポンと二回続けて打ち鳴らします。(二拍子)

そして、手を打ち鳴らした後、そのまま合掌した状態で、お祈願をします。

続いて、手を太腿の位置に戻して、もう一度一番深いお辞儀(一拝)をします。

この後ですが、深いお辞儀(深揖45度)をし、3歩ほど後ずさりし、軽い会釈(小揖15度)をし、神前の真ん中より左にいる場合、右回転、左にいる場合、左回転に回って、神前を後にします。
これは神社の込み具合によっては不可能なことはあると思いますが、作法としてはこうなります。

帰るときには鳥居をくぐってから再び一礼します。

引用はこちらの上野八幡神社のサイトです。
http://yanyamo.fc2web.com/sub6.htm

出雲大社の参拝作法について

出雲大社の作法は、他の神社と違って、二拝四拍子一拝という方式となっております。
しかしながら、もっと厳密に表現すると、もっと正確にいいますと「一拝・祈念・二拝・四拍手・一拝」となります。

一拝 : 深いお辞儀をします
祈念 : 拝と同じように深いお辞儀をして、今生きている感謝のこころを捧げます。そして、今年自分の行うこと心に思っていることを祈念します。
二拝 : 深く二度お辞儀をします。
四拍手 : 静かに両手を胸の高さに伸ばし、四度拍ちます。神のおかげを心から感謝し、拍手は真剣な気持ちで拍たねばなりません。
一拝 : 深いお辞儀をします
 
出典:「縁結び-大国主大神とわたくしども」出雲大社教神道青年会
http://izumo-murasakino.jp/yomimono-005.html

寺の参拝作法について

つづいて寺のお参りの作法をまとめました。

まず、門をくぐるときに、門の前で一礼してから入ります。

手水、手と口を清める作法は、上記の神社での方法とおなじです。

ここからお参りですが、まず、さい銭箱の前で45度のお辞儀をします。
続いて鐘を突きます。

そしてろうそくと線香をあげて、お賽銭をいれます。

その後、手を合わせて拝みます。
拝むときに唱えるお題目は、そのお寺の宗派とご本尊によってかわるのでご注意下し亜。

お辞儀をしてから退出します。

帰るときには、門を出てから振り返り、一礼してから帰ります。

初詣をする際の心構えとは

初詣の心構えとしては、昨年一年間の無事をまず、神仏に感謝してその気持ちを伝えましょう。これを感謝御礼といいます。
つづいて、新年の祈願ですが、今年一年の自分の決意を告げます。

その決意が成就するように見守ってもらうことをお願いしてください。

すなわち、見返りを神仏に期待するものではありませんのでご注意を。

まとめ

初詣は神社もしくはお寺に新年にお参りすることを指します。どちらにお参りしてもかまいませんが、作法の違いがあります。それぞれの作法をまとめました。また、出雲大社は特別な参拝作法があり、それをまとめました。
そして、初詣の心構えについてもまとめました。

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