5月6日のアメフト定期戦、日大関学大の試合で、プレー後のQB選手への背後からのタックルという重大なラフプレーが発生しました。彼のプレーは指導者に強要されたものであったという疑惑が残っています。そして、日大の広報の発表、さらに最新の第三者委員会の中間報告書についてまとめました。
アメフト日大ラフプレー問題で法大東大立教大との試合中止
日大が予定していた5月20日の法大、6月9日の東大、10日の立大とのオープン戦3試合が中止されました。
出典 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00208718-nksports-spo
から抜粋
ラフプレーによる処分を受けた日大が、相次いで対戦を拒否された。関東学生連盟が、日大が予定していた20日の法大、6月9日の東大、10日の立大とのオープン戦3試合を中止すると発表した。
昨年就任した東大の森ヘッドコーチ(HC)は「十分な安全性が担保されていると思えない中で試合はできない」と中止申し入れの理由を説明した。
森HCは最初の反則には「30年以上指導をしてきて初めて。経験者でも極めてまれと分かる」と危険性を感じていた。
チーム改善報告書の内容とは
今回の反則プレーに関して、多くの関係者が日大内田正人元監督がラフプレーを指示したではないか、という疑念と抱いております。
一方、日大広報はそれを全否定し、「選手の受け止め方との乖離(かいり)」などと曖昧に表現していました。
日大が設置した第三者委員会が6月29日に公表した中間報告書が以下の毎日新聞のサイトにまとめられています。
出典
https://mainichi.jp/articles/20180725/k00/00m/050/199000c
その後の経過は以下の通りです。
立件は見送られております。
日本大アメリカンフットボール部の悪質なタックル問題で、警視庁は内田正人前監督(63)=懲戒解雇=と井上奨(つとむ)元コーチ=同=について、けがをさせる意図でタックルを指示した事実は認められなかったと結論づけた。捜査関係者が明らかにした。井上元コーチが言ったとされる「相手がけがをすれば得だ」という言葉も確認できなかった。同庁は近く、東京地検立川支部に2人の捜査書類を送付する。地検は2人の立件を見送るとみられる。
https://mainichi.jp/articles/20181114/k00/00m/050/097000c?inb=ys
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まとめ
5月6日のアメフト定期戦、日大関学大の試合で発生したプレー後のQB選手への背後からのタックルという重大なラフプレーへの内田正人監督への指示の有無が取りざたされていましたが、最近の第三者委員会の中間報告書では、内田元監督の指導の元でのプレーだという判断となりました。
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