参議院の選挙が2019年7月21日に行われます。残り日数も少なく、各党、各候補者、必死の選挙戦を戦っております。
与党、野党、どれだけの議席を確保できるのか、それとも躍進するのでしょうか?
そこで、参議院選挙2019最新予想、産経新聞FNN 比例区と選挙区について最新情報をまとめました。
参議院選挙2019最新予想、産経新聞FNN 比例区と選挙区
7月21日に投開票される参院選について、産経新聞が記事を発表しました。
産経新聞社は7月16日、FNNと合同で21日投開票の参院選の激戦区を中心にした情勢調査(14、15日)に全国総支局の取材を加味し、終盤情勢を調査しました。
この結果が以下の通りです。
参議院選挙2019最新予想
各党の予想獲得議席数は産経新聞によると、比例区選挙区合わせて以下の通りです。
自民党
非改選56 改選66 最小〜中央〜最大
合計予想獲得議席数 51〜60〜64
公明党
非改選14 改選11 最小〜中央〜最大
合計予想獲得議席数 9〜13〜14
立憲民主党
非改選15 改選9 最小〜中央〜最大
合計予想獲得議席数 18〜23〜28
共産党
非改選6 改選8 最小〜中央〜最大
合計予想獲得議席数 6〜8〜12
日本維新の会
非改選6 改選7 最小〜中央〜最大
合計予想獲得議席数 6〜7〜10
国民民主党
非改選15 改選8 最小〜中央〜最大
合計予想獲得議席数 4〜5〜7
社民党
非改選1 改選1最小〜中央〜最大
合計予想獲得議席数 0〜1〜1
諸派、無所属
非改選8 改選6 最小〜中央〜最大
合計予想獲得議席数 5〜7〜11
自民、公明両党の獲得議席数は73議席前後になる見通しとなりました。
これは、改選過半数(63議席)を超える勢いを選挙戦の序盤、そして中盤情勢と変わらず維持しているということになります。自民党だけで60議席前後を獲得する見込みで、終盤になっても大きな問題もなく、衰えはみえない状況です。
ただし、憲法改正に前向きな「改憲勢力」は、現在確保している、国会発議に必要な3分の2(164議席)を割り込む可能性が引き続きあります。
改憲勢力の非改選は79議席で。選挙法改正で議席数が増えたこともあり、3分の2の維持には今回85議席が必要であるが、終盤情勢では80議席前後にとどまりそうで、6、7日の前回調査(79議席前後)とほとんど変わっていない。これで参院後の改憲は難しくなりそうな状況と言えます。
参議院選挙2019予想!比例区では
比例代表、50議席のうち、自民が20議席前後を確保する見通しとなっています。
そして、非拘束名簿式が導入された平成13年以降の選挙で最高議席数であった、同年の20議席を上回る可能性もあります。
一方、野党は立憲民主党が前回調査から1減の23議席前後となりましたが、改選9議席から倍の18議席以上とみられる。非改選と合わせ引き続き参院で野党第一党にとどまると予想されます。
国民民主党は前回と同じ5議席前後にとどまり、改選8議席の確保は難しい情勢です。
共産党は改選の8議席、維新も改選の7議席の確保がそれぞれ今回の調査では見込まれています。
社民党は1議席前後の獲得が見込まれますが、この数では今後、公職選挙法の政党要件を満たすのは厳しい状況です。
参議院選挙2019予想!選挙区では
選挙区では、74議席のうち自民が40議席前後を獲得する見通しです。この数字は、中盤情勢の調査の39議席前後よりも1議席伸ばしました。
公明は6選挙区で当選を見込むが、大阪や兵庫では接戦となっています。
32の改選1人区では、自民は前回調査と同じ19選挙区で先行しています。
野党5党派の統一候補は前回6選挙区で先行していたが、宮城や山形で接戦から抜け出し、リードの幅を7選挙区に広げています。
まとめ
参議院選挙予想議席数2019!産経新聞の選挙戦終盤の世論調査をまとめました。
与党は過半数以上をとり、改憲に必要な3分の2を取れるかどうか、が注目されます。
https://www.sankei.com/politics/news/190716/plt1907160014-n1.html
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