皇太子の誕生日と御年齢は？天皇誕生日の変更と即位後の秋篠宮様の呼称は？

投稿日：2019-04-03

５月１日に皇太子殿下が即位されます。そして、新元号も令和と決定しました。

これから、皇太子殿下と秋篠宮様、そして皇室の方々についての国民の関心がますます高まってくると思われます。

そこで、皇太子と秋篠宮様の誕生日と御年齢について、天皇誕生日の変更について、そして皇太子天皇即位後の秋篠宮様の呼称についてまとめました。

皇太子殿下の誕生日とご年齢は？

皇太子殿下の誕生日は、1960年（昭和35年）2月23日です。
現在（2019年4月3日現在、2020年2月22日まで）、５９歳です。

皇太子殿下の御名称について

ところで、皇太子殿下のお名前は、徳仁（なるひと）様です、また、称号は、浩宮（ひろのみや）様です。

そして、天皇家には苗字がありません。

皇太子殿下は、1989年（昭和64年・平成元年）に、当時の皇太子、父・明仁親王の皇位継承に伴って、事実上の皇太子（皇位継承順位第1位）となり、1991年（平成3年）には立太子の礼が執り行われました。

皇太子となって以降は、国会・政府の用いる正式表記では皇太子を冠し「皇太子徳仁親王」とされます。

秋篠宮様の誕生日とご年齢は？

秋篠宮様の誕生日は、1965年（昭和40年）11月30日です。
現在、（2019年4月３日現在、2020年11月29日まで）、53歳です。

現在、皇太子殿下とは６歳違いということになります。

天皇誕生日の祝日変更について

皇太子殿下は2019年5月1日に即位され、新しい日本国の天皇になられます。

よって、新しい天皇誕生日は2020年2月23日から、ということになります。来年以降この２月23日は祝日になります。

今後、今上天皇の誕生日、12月23日が祝日になるかどうかに関しては現在のところはっきりとした情報は出ておりません。
今年は祝日にはならないとしても、来年以降、12月23日が祝日になる可能性はあると思われます。

皇太子殿下即位後の秋篠宮様の呼称は？

皇太子殿下即位後の秋篠宮様の呼称については、宮内庁が決定しております。

宮内庁は2019年3月11日、皇太子殿下が新天皇として即位された後の秋篠宮様の呼称を「秋篠宮皇嗣殿下」とすると発表しました。

皇位継承順位１位の皇嗣であると同時に、秋篠宮家の当主でもあることを明確にするため、という理由です。

ご夫妻での呼称は「秋篠宮皇嗣同妃両殿下」、紀子様単独の場合は「秋篠宮皇嗣妃殿下」とされ、場合によっては「秋篠宮殿下」や「皇嗣殿下」なども使うことになります。

宮家や宮邸は従来通り「秋篠宮家」「秋篠宮邸」の呼称を継続します。

お子さま方３人の呼び方に関しては、今回変更はありません。
秋篠宮御夫妻にはこの内容について既に了承を得ています。

出典
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031100894&g=soc

なぜ皇太子ではないのか？

では、なぜ皇太子、という呼称を使わないのでしょうか？

皇室典範が定める皇太子の定義は第八条で、「皇嗣たる皇子を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫を皇太孫という」と定められております。

この「皇子」とは、天皇陛下の息子、を意味します。よって、現在、（2019年4月30日まで）皇太子の地位には、今上天皇の長子である浩宮様がついています。
しかしながら、浩宮様が即位して天皇となられた後の皇太子の呼称に関してですが、浩宮様には愛子内親王がおられますが、男性の子供、すなわち息子(皇子)はおられません。

そして、皇室典範第一条によると、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と定められています。

2019年5月1日の皇太子殿下の御即位の後は、皇位第一継承者は弟宮の秋篠宮文仁親王になります。しかしながら、秋篠宮は新天皇の『皇嗣たる皇子』ではないため、皇太子という呼称にはならない、ということです。

すなわち、秋篠宮様が『皇室典範』が定めている皇太子の条件に合致しないから、皇太子という呼称は用いられない、ということです。

ちなみに、将来、秋篠宮様が天皇に即位された場合においては、秋篠宮様の長子である悠仁親王は皇太子という名称となります。