2017年10月の衆議院選挙の結果、与党と安倍政権が国民の信任を得て、現在長期政権となっております。
衆議院と参議院では、それぞれ異なる選挙日程と選挙制度を持っております。
そこで、参議院選挙について、そして参議院選挙2019年の次の2022年はいつなのか、改選議席数と議員定数、2016年の結果についてまとめました。
参議院選挙次回2019年と2022はいつ?
2019年の参議院選挙は、2019年7月21日となる可能性が高いと言われています。この選挙で改選される議員の任期満了日は2019年7月28日です。
そして、その次の参議院選挙で改選される議員は、2016年7月25日の第24回参議院議員通常選挙(第3次安倍第1次改造内閣)で選出された議員です。
それぞれ、121議員が改選対象です。
ただし、後述の通り、2018年7月の公職選挙法改正による参議院議員定数が変更になりました。
この議員方の任期満了日は2022年7月25日です。
公職選挙法にもとづき、参議院議員通常選挙は、議員の任期満了日の30日以内に、公示は投票日の17日前までに行われます。
よって、第26回参議院議員通常選挙は2022年の夏、具体的には、6月25日から7月25日の間の日曜日の間に行われる、ということになります
参議院の改選議席数と議員定数は?
現在、参議院議員の議員数は242人です。
しかしながら、2018年7月の公職選挙法改正による参議院議員定数が変更になりました。
新しい参議院議員定数は248人です。
任期は6年ですが、3年ごとに半数の改選が行われます。
2019年の夏に予定されている、第25回参議院議員通常選挙では、124人の参議院議員が選ばれます。これが改選議席数です。
そして、2019年から2022年までは参議院の議席数が245人となります。
2022年の夏に予定されている、第26回参議院議員通常選挙では、124人の参議院議員が選ばれます。
この結果、この年から参議院議員数が248人となります。
2017衆議院選挙と2019参議院選挙での世代別政党支持率をまとめて分析しました。
衆議院選挙2017参議院2019の年代別支持政党率、18・19歳は自民支持で立憲民主は高齢層支持
20190722開票速報
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2016年の参議院選挙の結果について
直近の参議院選挙、第24回参議院議員通常選挙は2016年の7月10日に投開票が行われました。(第三次安倍晋三第一次改造内閣時)
結果は、自民党が改選前の50を56議席に増やし、さらに、公明党も改選前の9議席を14議席に増やしました。併せて与党70議席となり、選挙前の目標であった過半数61議席を大きくこえる大勝利となりました。
一方、民進党は45議席から32議席に激減する惨敗という結果でした。
そして、民進党はすでに参議院に存在しません。
参議院の半数改選方法について
現在の参議院議員242人のうち、2013年の選挙で議員になった121人のグループと、2016年の選挙で議員になった121人のふたつのグループに大きく分けることができます。
2019年の参議院選挙で改選されるのは、先ほども説明した通り、2013年の選挙で議員になった121人のグループだけです。
これによって、一斉に参議院議員の入れ替わる、といったようなこと、政治的な空白が起こらないようになっております。
一方、衆議院はこのように選挙日によって二回選挙はありません。しかし、解散される可能性は常にあります。
参議院の解散はありません。
では、これらの議員の改選方法はどうなっているのでしょうか?
まずは、投票者についてです。
選挙権を有する者とは、満18歳以上の日本国籍を有する者です。
そして、立候補できる人についてです。
被選挙権を有する者とは、満30歳以上の日本国籍を有する者です。
一方、衆議院議員には満25歳以上の日本国籍を有する者が立候補可能です。
この年齢の違いは、公職選挙法で定められています。
これに関する理由は説明されていませんが、参議院は良識の府と位置付けられており、より年齢が高い人が、より経験を踏んでいて知識も人格も備えられている、よって、冷静な政治的判断をくだすことができるであろう、とされています。
今後、公職選挙法の改正でこの年齢差がなくなるかもしれません。
参議院選挙の選挙区について
参議院議員改選選挙は、選挙区選出議員選挙(選挙区選挙)と、比例代表選出議員選挙(比例代表選挙)の二つが同時に行われます。
前回までの選挙では、一回の選挙で改選される議員定数121のうち、選挙区からは73人、比例区からは48人が選出されていました。
参議院選挙の改選選挙区は、原則として全国の各都道府県(ただし、鳥取県・島根県、徳島県・高知県はそれぞれ2県の区域とされる)の区域を単位として選挙区を設置しています。
すなわち、全国で45の選挙区に分けられています。
その各選挙区に、人口に応じて2~12人の定数を配分しています。
例えば、東京の選挙区で12人、大阪、神奈川の選挙区で8人となっています。
そして、2018年7月の公職選挙法改正による参議院議員定数が変更されました。
これによって参院定数が6も増えました。
これは、埼玉選挙区の定数を6から8に増やし、比例代表を96から100にする、ということです。
これによって、参議院総定数は242から248となりました。
2019年、2022年では、埼玉選挙区は一人、比例代表区は二人それぞれ増えます。3人ずつを二回にわたって増やして6人増やすということです。
さらに、比例代表には拘束名簿式の「特定枠」を新設されます。これは、あらかじめ政党が決めた順位に従って当選者が決まる、すなわち「特定枠」を設けるられます。
この「特定枠」に関しては、使うかどうか、そして、いかにを使うか、例えば、何人を適用するかについては、各党が自由に決めることができます。
例えば、自民党はこの「特定枠」で「合区」されている鳥取と島根、徳島と高知の4県のうち、選挙区に候補者を擁立できない県からも、確実に議員を出すことを目論んでいるとされています。
まとめ
参議院数は現在242人ですが、248人が新しい定数です。
次回の参議院選挙は2019年の夏、具体的には、7月21日の可能性が高いです。
そして、2022年の選挙もまた夏に開催されます。
前回の参議院選挙は2016年に行われました。結果は与党の圧勝でした。
参議院は3年ごとに半数が改選されます。また、選挙区制度と比例代表制度の併用方法がとられます。
<関連情報>
追記 参議院選挙は2019年7月21日投開票が行われます。
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