今年は参議院選挙の年となっております。
衆参ダブル選挙になる可能性も指摘されておりますが、安倍首相の意向ははっきりは現在のところわかっておりません。
参議院選挙次回2019年はいつなのか、定数、前回2016年の結果について、さらに改選と定数、年齢、選挙方式についてまとめました。
参議院選挙次回2019はいつ?
公職選挙法にもとづき、参議院議員通常選挙は、議員の任期満了日の30日以内に、公示は投票日の17日前までに行われます。
次回の参議院選挙で改選される議員は、2013年7月21日の第23回参議院議員通常選挙(第二次安倍晋三内閣時)で選出された議員です。
この議員方の任期満了日は2019年7月28日です。
よって、第25回参議院議員通常選挙は2019年の夏、具体的には、6月28日から7月28日の間の日曜日の間に行われる、ということになります。
そして、昨年の12月の段階で、政府・自民党は来年の参院選を2019年7月4日公示、7月21日投開票とする方向で調整に入った、という情報が報道されています。
参議院の定数と2019年の改選数は?
参議院議員の定数は242人でした。しかし、参院定数を6増やす改正公職選挙法が2018年7月18日の衆院本会議で可決、成立しました。
これは、埼玉選挙区の定数を6から8に増やし、比例代表を96から100にするという内容です。
これによって、参議院の総定数は242から248となりました。
参議院議員の任期は6年です。そして、3年ごとに半数の議員の改選が行われます。
2013年の選挙で改選された議員数は242人の半数の121人でした。
2019年の参議院選挙では、その数から3人増加の124人が改選されます。
これで、参議院議員数は245人となります。
さらに、2022年の選挙でも124人が改選されることで、参議院議員数がこの選挙の後で248人となります。
前回2016年の結果について
前回の参議院選挙、第24回参議院議員通常選挙は2016年の7月10日に投開票が行われました。これは、第三次安倍晋三第一次改造内閣時にあたります。
この時の選挙の結果は、自民党が改選前の50を56議席に増やしました。さらに、与党の公明党も改選前の9議席を14議席に増やしました。これによって、併せて与党70議席となり、選挙前の目標であった過半数61議席を大きくこえました。
一方、当時の野党第一党である民進党は45議席から32議席に激減するという結果でした。その後民進党は分裂しました。
参議院選挙の年齢について
参議院選挙の投票者、選挙権を有する者は、満18歳以上の日本国籍を有する者です。
そして、立候補できる人、被選挙権を有する者とは、満30歳以上の日本国籍を有する者です。
(注、衆議院議員には満25歳以上の日本国籍を有する者が立候補可能です。)
参議院は、良識の府と位置付けられており、より年齢が高い、より人生の経験を踏んでいる人が、より冷静な政治的判断をくだすことができるであろうということでこの立候補の年齢の違いが現在あるとされています。
参議院選挙の方法について
参議院議員改選選挙は、選挙区選出議員選挙(選挙区選挙)と、比例代表選出議員選挙(比例代表選挙)の二つが同時に行われます。
今年2019年の参議院選挙での議員定数124のうち、選挙区からは74人、比例区からは50人が選出されます。
まとめ
参議院選挙次回2019年はいつ?2016年の結果と定数、年齢と方法についてまとめました。
衆参同時選挙の可能性も取りざたされている、選挙の夏となりそうです。
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