ノーベル賞授賞式2019はいつ行われる？会場や晩餐会の参加者は？テレビ中継は？

更新日：2019-12-10

写真はストックホルム　旧市街（ガムラスタン）のノーベル博物館

ノーベル賞は世界的な権威となっている、各分野で秀でた研究者に贈られる賞です。
毎年、日本人受賞者がでるかどうか、わくわくしますね。
そこで、ノーベル賞授賞式2019はいつ行われるのか？会場や晩餐会の参加者はどんな方々なのか？テレビ中継があるのかなどまとめました。

ノーベル賞授賞式2019はいつ行われる？

ノーベル賞の授賞式の日付は毎年12月10日と決まっています。

今年は、現地時間12月10日2019火曜日午後4:30 からスタートです。日本とは時差が8時間あるので、日本時間では12月１１日午前０時半から式が始まります。

ちなみに現地ストックホルムは緯度が高く、この時期のこの時間にはすでに外は日没後です。
雪が積もっている時もあれば、それほどでもない年もあります。
クリスマスに向けたイルミネーションで、美しい街並みとなっています。

今年はどうでしょうね？

ノーベル賞授賞式2019が行われる会場はどこ？

ノーベル賞の授賞式は北欧のスウェーデンの首都、ストックホルムで開催されます。会場は、ストックホルムの中心部にあるHötorgetという広場に面するストックホルムコンサートホールです。

この授賞式には招待状が来た人しか残念ながら入ることができません。

受賞者はスウェーデン国王からメダルを授与されます。そして、賞状と賞金の目録を受け取ります。

ただし、ノーベル平和賞に関しては、はノルウェーの首都オスロで授賞式が現地時間１３時に行われ、その夜には晩餐会が行われます。

ちなみにスウェーデンとオスロには時差がありません。

ノーベル賞の授賞式2019の晩餐会と参加者について

授賞式の後、受賞者はストックホルム内を移動し、夜７時からストックホルム市庁舎にて華やかな晩餐会が行われます。この映像は毎年世界中に放映されています。
2018年は本庶佑先生とその奥様がこの晩餐会に和服で参加され、話題になりました。

この晩餐会には、ノーベル賞受賞者、そしてその家族、共同研究者など、さらにスウェーデン王室の方々、政治家の方々、そして各国大使館関係者など招待状を受け取った方々が参加します。

スウェーデンのクイーンやプリンセス、そして政治家の女性のドレスやアクセサリーのあでやかないでたちは毎年注目されてメディアで取り上げられます。

この晩餐会でのコース料理も毎年、注目の的です。スウェーデンの著名なコックが腕をふるってこの日のために独自のコンセプトののオリジナルメニューを披露します。
また、この日に出たメニューと同じ食事のコースを、市庁舎にあるレストランで後日一般の人も注文して食べることができます。
決して安くはないのですが、ノーベル受賞者気分を少しでも味わうことができますね。

この晩餐会には華やかなイベントも組み込まれていて、2014年の晩餐会では、当時のスウェーデン王立バレエ団プリンシパルの木田真理子さんが華麗な踊りを披露しました。
2018年も踊りや歌で盛り上がりました。

そしてその後、各受賞者のスピーチも楽しめます。基本英語でなされます。

夜１１時過ぎた頃に晩餐会は終了します。
参加者は階上のダンスホールに移動して、そこで華やかなダンスパーティーがひらかれます。

これが、スウェーデンで最も有名な1日、ノーベル賞授賞式とその晩餐会です。