衆議院と参議院では、それぞれ異なる選挙日程と選挙制度を持っております。衆議院選挙は2017年秋に行われましたが、いつ解散、選挙があるのかは予想がつきません。
参議院選挙、今年2019年はいつなのか、そして、衆議院と衆参ダブル選挙になるかどうかについて、まとめました。
参議院選挙2019はいつ?
参議院議員通常選挙は、公職選挙法にもとづき、議員の任期満了日の30日以内に、公示は投票日の17日前までに行われます。
今年2019年の参議院選挙で改選される議員は、2013年7月21日の第23回参議院議員通常選挙(第二次安倍晋三内閣時)で選出された121議員です。
この議員方の任期満了日は2019年7月28日です。
よって、第25回参議院議員通常選挙は2019年の夏、具体的には、6月28日から7月28日の間の日曜日の間に行われる、ということになります。
さらに、最新情報では、投開票は7月21日の可能性が強いとされています。
選挙2019年は衆議院と衆参ダブル選挙になる?
選挙2019年は衆議院と衆参ダブル選挙になる可能性が取りざたされています。
この衆議院解散は、安倍内閣総理大臣が決めることであり、彼の現在までの発言では、考えていない、ということになります。
しかしながら、1月の段階でそれがすでに噂されているのには訳があります。
衆議院解散を仕掛けるとしたら、自民党と公明党が圧勝できるという勝算があってのことです。
7月の参院選前に不意打ちで衆議院を解散することによって。準備不足の野党は、とても各党が選挙協力する状況ではなくなり、自民党が衆議院も参議院もどちらも圧勝するというシナリオです。
現在、安倍長期政権に飽きた、といっても、自民党に代わる野党で人気のある政党が皆無です。
枝野幸男率いる立憲民主党の支持率が野党最大でも10%以下、玉木雄一郎率いる国民民主党の支持率は0.8%程度、一方自民党は40%前後の勢いを保っております。
すなわち、政権交代を本気で託そうと思える政党が現在ない、というのが大きな理由です。
しかしながら、自民党にとってあまり良くない情報として、国民民主党の前原誠司が、橋下徹、小沢一郎と会食したという情報があります。
橋下徹の担ぎ出しのために小沢が画策しているのは、自民党にとって不気味です。支持政党がない層をごっそり持っていけるくらいのカリスマやポピュリストとしての魅力が橋下徹にはあります。これは安倍首相にとって解散へのブレーキとなるでしょう。
しかしながら、衆議院解散にはその大義が必要です。
何か新しい政策の信を問う、という形式が多く見られます。
ロシアとの平和条約締結、それに伴う、北方領土問題の解決案が、その信に問われる項目となる、という予想があります。
そして、可能性は低いですが、消費税10%を凍結する、という重大な項目も、もしそれを発動させたら、解散と衆議院選挙の大義にはなりそうですね。
まとめ
第25回参議院議員通常選挙は2019年の夏、具体的には、6月28日から7月28日の間の日曜日の間に行われます。
この選挙は衆議院解散に伴う衆参ダブル選挙になるという可能性があります。
<追記 最新関連情報>
2019年の参議院選挙の日程が7月21日に確定しました。衆参同時選挙は見送られました。
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追記
今年2019年は、通常国会が1月28日に召集されました。
会期は6月26日までの150日間となります。
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