参議院選挙2019年の日程は？衆参同日選の最新情報と投票方法について

更新日：2019-07-08

今年は選挙の年です。
夏に参議院選挙が予定されています。
そして、さらに、衆議院解散、衆参同日選挙の可能性が高くなってきております。
そこで、参議院選挙2019年の日程、衆参同日選の最新情報、そして投票方式をまとめました。

参議院選挙2019年の日程は？

参議院選挙、そして、衆参同日選挙は7月21日の可能性が高いと言われてきましたが、ここで、新たな情報も入りました。

こちらは参議院選挙に出馬予定の　本田あきこ氏（自民党公認参議院比例（全国区）支部長／日本薬剤師連盟副会長・薬剤師）
のブログ情報の要約です。

確実視されていた投票日「7月21日」が変わる可能性があります。

通常国会は2019年1月28日に召集され、閉会は6月26日を予定していました。
しかし、もし、衆議院が解散されると、その日が閉会日（同時に参議院も閉会）となります。
要するに、閉会日が変わる可能性があります。

そして、参院選の投票日を決める規定は以下の通りです。
1）任期満了日の前30日以内
2）（上記が閉会日から23日以内の場合は）閉会日から24日以後かつ30日以内

衆議院解散を想定すると、閉会日がいつになるか不明です。
よって、同日選の投票日は
「任期満了日の前30日以内」6月28日～7月27日
の中でどれも可能性があることになります。
そしてそのうち、日曜日は、6月30日、7月7日、14日、21日となります。

さらに、国会の会期が延長されることによって、閉会日が6月26日以降になることも、選挙日程で考慮する点です。

国会会期は、参議院議員の任期満了日まで延長可能です。2019年改選組の任期満了日は7月28日ですが、この場合は、上記 2）の規定が適用されるので、投票日を任期満了日（7月28日）以降に設定することも理論上可能です。

この場合、7月28日、8月4日も選挙日程として可能性が現在あります。

＜追記　最新関連情報＞
２０１９年の参議院選挙の日程が７月２１日に確定しました。衆参同時選挙は見送られました。
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衆議院選挙は解散から40日以内に実施されます。そして、会期延長もあり得ます。7月21日に合わせて解散・総選挙なのか、それ以外なのか、現在はっきりとした情報はありません。衆議院解散権を持つ安倍首相、そしてそのブレインは現在熟考を重ねていることでしょう。

衆参同日選の最新情報について

衆参同日選の最新情報についてですが、衆議院を解散させるためにはその大義が必要となります。
その大義として、消費税増税延期、対ロ政策が指摘されてきましたが、先日、菅官房長官が、野党による内閣不信任決議案の提出が衆院解散の大義になりうるとの認識を5月17日に示しました。
これに対し、甘利明選挙対策委員長は否定的なコメントをしたとのことです。また、報道によると、解散の大義として、憲法改正を前面に押し出す可能性があるとの見方があります。
下村博文・党憲法改正推進本部長は、自民党内で憲法改正を争点、大義として衆参同日選をするべきだという声があると発言しています。
ただし、衆院で議席を減らすこととなれば、改憲発議に必要な「3分の2」を失うリスクも伴っています。
一方、現状でも改憲発議ができない状況なので、この安倍首相の判断は意味があるのかもしれません。