衆議院解散と選挙2021 タイミング、野党の選挙協力メリットデメリットとポイント

投稿日：2021-02-17

日本の衆議院選挙ですが、直近では、2017年平成２９年10月22日に選挙が行われました。
2021年に選挙が行われます。
衆議院解散と選挙2021 タイミング、野党の選挙協力メリットデメリットとポイントについてまとめました。

衆議院次回2021はいつ？

衆議院議員の任期は４年です。そして、令和3年10月21日がその任期満了日です。
すなわち、この日までには必ず総選挙があります。
現在、内閣支持率が降下しております。再上昇の鍵は新型コロナ感染と思われますが、他の政局も持ち上がり不透明です。

衆議院解散と選挙2021 解散のタイミング

衆議院解散と選挙2021 解散のタイミングについて下のタイミングが予想されています。

「予算成立後」の解散
3月末から4月上旬

「都議選ダブル」解散
6月下旬から7月上旬

「五輪パラ後」解散
9月上旬

「総裁選後」解散
9月下旬

衆議院解散と選挙2021 解散のタイミング

現在の支持率と公明党の選挙協力を考えると、五輪、パラオリンピック後、9月の解散が予想されています。

その場合、野党の選挙協力はどうなるでしょうか？

野党の選挙協力は結実するのか？メリットとデメリット

野党側は、野党の選挙協力は結実するのか？が課題となっております。

去年9月に合流を経て150人を超える野党第1党となった立憲民主党の枝野代表は、野党で票が割れるのを避けるため、できるだけ多くの選挙区で与野党が1対1で対決する構図をつくりたいとして、野党の選挙協力を進める方針です。

また、国民民主党と社民党との間では、定数の半数を超える233以上の選挙区で一本化を図ることとなりそうです。

衆議院解散と選挙2021 日本共産党との選挙協力

日本共産党を含めた野党の選挙協力が焦点となっております。

その理由としては、立憲民主党と共産党の候補者が競合している選挙区は現在、60余りもあることも挙げられています。

立憲民主党の執行部は、候補者を一本化できれば、与野党逆転できる選挙区は少なくないとして、共産党に候補者の取り下げを求めていくものと見られる。

その場合、共産党としては、連携した「野党連合政権」の実現を掲げ、両党で一定の政策の一致を見る必要があるしております。

その場合、立憲民主党内や、最大の支援団体の「連合」内からは懸念の声が聞こえております。
すなわち、政策や理念が異なる日本共産党と距離を縮め過ぎれば、共産党への拒絶が強い有権者も多く、支持組織が割れる可能性があり、さらに、共産党、という色がつけば無党派層の票も逃げていくという可能性が指摘されています。

衆議院解散と選挙2021 日本維新の会との選挙協力

日本維新の会の動向も重要です。

政権と是々非々のスタンスで、ほかの野党とは一線を画している日本維新の会は、今回の衆議院選挙でも100人の候補者の擁立を目指す考えを示しております。
そうなれば、野党どうしが争い票が割れるの選挙区が増えることとなり、結果として野党票の分散を招く可能性があります。
ただ、与党支持者の票が維新の会に流れる可能性もあるでしょう。